毎日寒いですね。わが町は、雪はなく雨なんですが。
夜ふかししたのは、ヤフオクでPCを追っかけていたのですがなかなか落札できませんねえ。XPのサポート切れ(4月9日)と消費税の加減か需要が多く、競争もいつもより大きいなあ。
前回、前々回に引き続き同じテーマです。
昔の詰将棋を見ていると素朴さがあって個人的には好きだ。
まずは、この作品
▲1一とから進めてすぐに詰みそうだが、6手目の飛車合いで結構ながびく。簡素でいい作品ですが、惜しむらく収束部分で余詰があります。
それを修正したのが次の図です。まあこれくらいならいいでしょう。
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でも2人の方からもっとスマートな余詰修正図を送ってもらいました。
風太郎さん案 飛車以外 と金という綺麗さ。
不透明人間さん案 言われてみればそのとおり
そこでこの余詰の筋を使って創作しました(といっても思いつき程度だが)
金3枚が見苦しいが。。。
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この筋を三輪さんなら次のようにまとめるようです。(ひよし丸さんの作品の序盤をいかして余詰筋を作意に仕上げた作品)
それでは別のもう一題
これもそんなに難しくない9手詰み。手筋ものといえばそんな感じか。
ところがこの詰将棋 意外なところに余詰があるようだ。
作意から離れて初手▲2四銀△同王▲4四飛(次図)
難しいがこれで詰んでいるようだ。△2五王は、▲3四竜と引っ張って、
しかたなく△3四歩の捨て合いくらいだろうけど▲同竜△1三王▲4三飛成とすすめて、長手数で詰むようだ。
この詰み筋を回避するには、4一の角を馬にすればぎりぎり回避できそうだ。
まあこの詰み筋はあまり追っかける人はいないと思うがこの筋でもなんか創れそうだったが今日は、もう寝ることにしました。
4一銀を置かずに4二金を「と金」に置き換えるだけでいいようですが。
なお、自陣と金がイヤなら4一銀にする(つまりバビル3世さんの修正図から金を取り除く)案もあります。
不透明人間さんへ:全くお説のとおりです。そうだ金は不要でした。頭固くてあきまへんわ(笑)
しかし、自陣成駒は実戦型では不自然ですが、実戦型にしなければ何のマイナス要素でないと思います。
将来は自陣成駒が気にせず作図される時代になると思っています。
余詰筋使用研究図
配置のダメ出しは他の人に任せます(笑)。
この収束は余り駒もなく、スカッと大駒捨てで理想です。
詰将棋で収束を綺麗にまとめるのは、スキージャンプのテレマークみたいなもの。飛型点に影響からみんなする?
そうじゃないと思います。
テレマークを入れると格好良いからだと思います。
スキージャンパーはテレマークを入れてこそ快感だと思います。
手筋物詰将棋もテレマークを入れてこそです。
手筋物詰将棋はテレマークは入れなくてはならないものでなく、入れて当たり前なのです。
僕は前半の手順の復活を…
研究図2
持駒 銀
玉方 12玉、13歩、25と、41桂、42金、64馬
詰方 21と、34龍、36角以上25手詰。
あとなるべく 解いてみようかなという気にさせる作図を今後は努力したいかなとも思っています。
もうひとつの問題方も余詰筋でできそうなんですが、日曜といえどすることも多くなかなかです。(笑)
早速44飛から34歩合で作れとバビル3世さんから指令が出ましたので作ってみました。
指令はしてないて突っ込んでおいて下さい(笑)。
研究図3
持駒 飛銀
玉方 11香、15歩、21桂、22歩、24玉、41馬
詰方 32龍、56桂、57香以上25手詰。
最終手しか働かない57香は良くないので研究図止まりです。
56桂は54とで23手でまとめようとすると、6手目桂合が長いかな。
15手目24龍引の筋がきついのもあり作意を伸ばしたのは苦肉の策。
よって研究図とします。
僕は原作者ではありませんから、良い収束を付ける図が出来ましたら自分の作品にして下さい。
この限定合を読んで楽しまれるのは何人くらいなのだろう。
しかもその前に歩合が2度。これも限定合。
手持ちの飛車を盤上に配し、詰むや詰まざるや問題。
こちらは、4一角形で、もっと簡単なのを創ろうと思ってましたが、なんせ家族サービスとかいろいろすることがあり(まあいいわけでもありますが)できてません。
風太郎さん: 余詰み修正図 4三歩をおけば簡単だったんですが4一馬にすると本当にきわどいんで、私もいろいろ追いかけてみました。
『いたこニーチェ』よりは紹介しやすいと思います。よろしくお願いします。