前回コメント課題を全面的にこちらに移します。
以前 馬屋原さんから長手数の馬鋸の詰将棋のテーマがありましたが、管理者は全くついていけないので
まずは、簡単な馬鋸からテーマを始めたいと思います。まあ管理者含め初級者の人も見られていると思いますので
三輪さんから課題のテーマ(前テーマのコメントにあった分)です。
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(課題1)
まだ不詰ですが、これに87に桂香歩を置けば馬鋸が出来るはず。
これで詰将棋を創って下さい。
課題と言うより創作素材です。
今度は詰将棋創作入門講座として、我ながら良い問題。
ということです。ほんとに入門講座かどうかは、不明です。
皆さんで挑戦してみてください。えっ私? まあ考えてみますよ。(出張から帰るとすることも多いんだがほうっておくとコメントも増えてくるので)
そこでひとつ以前からの疑問を思いつきました。私から詰めキストの人に逆課題なんですができる人があれば教えてください。これを課題2とします。
(課題2)
下図は、将棋の詰め方(土井市太郎・影山稔 著)にある馬鋸の詰将棋です。
典型的な図ですが詰め上がりに1歩余ります。この詰将棋をいじって詰め上がりに駒が余らないようできるのでしょうか?
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まずは、ちょっと課題1を思うつきで創りました。原理図からちょっといじっただけなので合格がでるかどうかは分かりませんが。
トップバッターなのでお許しを。
49手詰みになりました。▲2三金△3一王▲2一角成△同王(△4二王は、▲4三馬△5一王▲6一馬△4二王▲4三角成△3一王▲5三馬以下詰み)▲4三角成・・・・・以下49手詰み
以前馬屋原さんが言われた 50手以上の馬鋸に1手届きませんでした。(笑)
課題2 難しいと思ったけどあっという間に三輪さんから回答例が寄せられた。
こんなの朝飯前だっていう感じでしょうか? 課題を出す相手が悪かった。(苦笑)
そのあと私の回答の収束改善案を三輪さんが送ってくれました。
参考になるので、掲載します。
この形から進めていくと34手目に下図となり
私の回答では、1筋が全くなく 2筋も攻め方2三金と2五歩だけですので、収束もいまいちでしたが 上図の三輪さん案は、ビシッと決まります。
初級者の人は、上図から詰ましてみてください。いわゆる馬も捨てての1五で詰上がります。
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風太郎さんの課題1の回答が寄せられました。馬鋸による歩を奪取です。
序盤が凝っています。
5七の竜は、後に9七馬で9筋に行ってもらいます。
収束は、私と同じような感じです。43手詰み
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その後 馬屋原さんから馬鋸(桂編)をコメントいただきました。なるほどの51手詰めです。
皆さんで鑑賞しましょう。
詰方53歩、45歩
玉方84桂追加くらいで簡単に出来るけど。
非限定が多いので僕の図ではないけど。
ただし 45歩でなく65歩ですよね。
(当ブログは、誤植を見つけつのも楽しみの一つ)笑
このような明らかな不詰だと誤植探しは楽しいと言うのはブラックジョークですが、本心でもあります。
しかし、たった3枚で間違えるとは…
今回の課題は歩か桂をどうやって消化するかでしたから簡単だと思います。
この素材は追加駒1枚でしかも短くまとめるなら満点です。
因みに取り駒が桂なら玉方13桂くらいでどうか?
今度は馬屋原さんの課題は50手以上ですのでそれに挑戦して下さい。
ただし、前か後を伸ばすのはダメで、馬鋸の部分を伸ばして下さい。
ヒントは馬鋸の間に何か置いて、それを捨てなければならない形にすれば片道(遠から近)出来ます。
これはまだ基本形なので入門編です。
実はもう片道を基本技術で出来ます。
これは初級者のための中級昇級問題レベルかと思います。
基本型から(87歩を取り)
玉方 12桂、25と
詰方 13歩、17桂以上。
昇級問題は、まあゆっくり考えてみますがなんか初級者にはちょっと無理難題のような気も。。。。
いっきに馬鋸 中級編としていいものかどうか
ここでは、初級編でおさめませんか?
そのうちテーマを改めてということで
2回の馬の王手に交わす一手と分かれば、遠くに取れる駒を置いておけばそれを取りに行けるのは馬鋸を知らなくても解けるからです。
この課題では馬鋸機能は出来ていますから、馬を近づけて取った駒を消化する収束を創作するだけです。
そして、間に詰方の駒を置いてそれを捨てて馬鋸回数を増やす構造は初歩です。
ましてや今回は答はほぼ一つしかありません。
そしてその間に玉方の駒を置いてそれを取ってからしか間の詰方の駒を捨てれないようにして馬鋸往復回数を増やす方法までは馬鋸入門編に入ります。
この場合、持駒消化が2枚になるのが初級者レベルではないだけです。
馬鋸は初めて見る初心者はビックリですが、単純な馬鋸は理解し易いのでむしろ入門編には最適です。
馬鋸作品は実は複雑化したものが今は沢山あり、それだとよほどの上級者でもついて行けません。
お礼に(?)私が8年前に作った馬鋸を紹介いたします。
玉方
21玉、23角、14銀、97桂
攻方
13香、42馬
持駒
金、歩2
57手詰
最終3手はいろいろな詰ましかたがありますが初心の内はあれこれ考えずに作りたいものを作るのが大切です笑
玉方 1一桂、2三玉、3四歩、4一銀、5七竜、7六歩、9二飛
持ち駒 銀
序章に拘りすぎて収束にまで手が回らず。
いま 馬屋原さんの送られてきた図考えているんですが明らかに詰まないので何が違うか考え中。
失礼いたしました。
攻方15銀が脱落しておりました。