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政治家としてあってはならない公私混同疑惑。
日本の首都・東京のトップとして政務にまい進かと思いきや、政治家として思わぬほころびが出てしまった舛添要一都知事。
本日、6月21日付で都知事を辞職。
ご本人にしてみれば、第三者の厳しい目で精査され、法に触れることは一切なかった。
ただ、政治家として不適切なことも何点かあったが、それはそれとして大いに猛省している。
政治資金規正法において、不適切な会計処理のあった部分は是正し返金するからいいであろう。
・・・との、自負が最後まであったのだろうか。
昨日、最後の登庁で残務整理を行ったとの舛添要一都知事、これまでの知事のような都職員による退庁セレモニーもなく寂しいものだったとか。
まあ、当然と言えば、当然のこと。
それにしても、最後の記者会見もなく、詰めかけた報道陣へもひと言もなかったとか。
結局のところ、公私混同疑惑の解明も、説明責任も果たすことはなかった。
正月に家族で宿泊し会議も行ったとの案件。
その会議の相手方の名前を明かすことはできない。
自らの政治信条に鑑み、名前を明かすと信義に反するとか、何とかの理由だった。
あの号泣会見で有名になった元県議、このご仁と舛添都知事とどこが違うのだろうか。
本来の日本人としての潔さは、最後まで皆無だった。
身から出た錆。
仕方もあるまい。
本来であればトップたるものの心構えとは・・・。
「実るほど頭(こうべ)を垂れる稲穂かな」。
これしかない。
その真逆の「他人に厳しく自らに甘い」生きざまなのであろう。
最後まで、腑に落ちない「公私混同問題」だった。(咲・夫)
[追 記]~退庁セレモニーなし~
政治資金の公私混同問題などの責任を取り、21日付で辞職する東京都の舛添要一知事が20日、残務処理のために登庁した。都によると、21日は登庁の予定がなく、この日は都知事としての“最後の登庁”。退庁時には都職員による花束贈呈などの見送りのセレモニーもなく、ひそやかな退場となった。
舛添氏は午後4時、都庁2階ホールにエレベーターで降り立ち、無言で黒塗りの公用車に乗り込んだ。見送ったのは知事補佐官ら幹部8人のみ。舛添氏とともにホールに現れ、立ち去る舛添氏の車に向かって深々と頭を下げた。この日、舛添氏は午前10時前の登庁時も無言。退庁時には都庁を訪れた都民や外国人観光客らも集まり、スマートフォンを構えるなどして物珍しげに見守った。
都職員による見送りのセレモニーは長年、慣例として行われてきた。同じく任期半ばで都庁を去った石原慎太郎元知事の際には約1千人の職員らが都庁ホールを埋め、東京消防庁の音楽隊が映画「ロッキー」のテーマなどを演奏。女性職員が花束を手渡した。
5千万円受領問題で引責辞職した猪瀬直樹前知事の際にも、猪瀬氏の希望で規模は縮小したものの、幹部職員ら約60人がホールに集まり、拍手で見送った。
舛添氏のセレモニーがなかった理由について、都は「やるかどうかはルールがなく、ケース・バイ・ケース。今回はやらなかったとしかいいようがない」としている。
3時間待って、退庁する様子を見守った練馬区の無職、田鍋潔さん(64)は「なにか一言ぐらい話すかと思って待っていたが…。頭も下げずに行ってしまった。よほど恥ずかしかったのではないか」と述べた。
都によると、舛添氏が政治資金で購入し、知事室や応接室に持ち込んだ絵画などの美術品は21日までに撤去する。撤去費を都から支出する予定はなく、舛添氏側の負担になる見通し。
(出典:msnニュース 抜粋)
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自分は被害者・・・
そんな気持ちが強いのでしょうね。
こんなことで辞任になるなんて本人してみれば
アンビリバボーくらいの気持ちなのでしょう。
公私混同・支離滅裂・厚顔無恥といろんな言葉が
浮かびます。
次の任期まで副知事で務めるで良いと思います。
お金がもったいないですね。
プライドの塊のご仁、結局は身から出た錆に尽きます。
おっしゃるように・・・。
「悪くないのに辞めさせられた」。
と、その意識だけが鮮明に記憶に刻み込まれているでしょう。
厚顔無恥、公私混同・・・ですね。