咲とその夫

 定年退職後、「咲」と共に第二の人生を謳歌しながら、趣味のグラウンド・ゴルフに没頭。
 週末にちょこっと競馬も。
 

TBS情熱大陸・・・・武豊

2010-10-26 22:54:00 | レビュー
 24日、京都競馬場で菊花賞が開催された当日の夜、この番組が放映されていた。

 早速、録画予約をしていたこの番組を翌日じっくりと観賞した。競馬に真摯に向き合い、常に上昇志向を持ち続けているジョッキー、天才の名をほしいままに活躍し続けている武豊騎手。

 その素顔を掘り下げて番組構成されており、改めて努力の人、競馬界を背負っている人、忙しい中にもサービス精神旺盛で、人間的にも素晴らしいジョッキーであると思ってこのドキュメンタリーを見た。

 番組の中で「武さんはデビューから変わらない体型(51キロ)であるが、どのようにして維持されているのか」と、野暮な質問をしていた・・・・・世の女性がダイエットの参考にしたいからと。

 「毎日、体重計に乗り、それを記録することです。そして、その記録を誰もの目につくところに張り出しておくことです」と、武騎手からの回答。

 最もジョッキーにとって、規定の体重維持は必須であり平素のトレーニングなどで身体を作ることだろうけど、武騎手のように身長があるとその体型維持にも強いプロ意識が働いている。



(出典:TBS情熱大陸 公式HP)


 あの悪夢のような毎日杯(3月27日 ザタイキ号)での落馬事故、番組の中で落馬シーンが何度もスローで流れ、競馬の怖さをまざまざと見せ付けられる思いがした。

 春のGⅠレースをすべて棒に振ってしまったことで、22年間連続勝利しているGⅠレースも今年はまだ未勝利。

 先週の秋華賞のアプリコットフィズ、いい感じで伸びてきたが0秒2差3着。菊花賞では、エイシンフラッシュのリタイヤで大きなチャンスが巡ってきたローズキングダムで23年連続勝利を確信も。

 番組中でも大目標であった凱旋門賞での勝利は、騎乗したヴィクトワールピサが、勝負どころの最後の直線で馬群を割ることができなかった。

 クラシック最終戦の菊花賞では、是非とも勝ちたいとコメントの武騎手・・・・・4コーナーを回った直線で内に少しよれたことで、ローズキングダムの最後の伸びに遅れが出て1馬身4分の1届かない。

 上がり33秒9の目を見張る末脚を披露したけれど・・・・。


 番組の最後のインタビューは、菊花賞を勝利し23年連続GⅠ奪取のコメントのはずが・・・・・武豊騎手のとても悔しそうな表情。


 GⅠレースも有馬記念まであと8レース・・・・・きっと23年連続勝利するものと思っている。

 武豊騎手、頑張ってください。いい番組でしたよ。(夫)


[追 加]
 「番組でこれまで取材した人物に再びカメラを向け、時代の変化を読み解く『情熱大陸600回シリーズ』第4弾は競馬を知らない人でもその名を知っている『武豊』。今年3月、レース中に馬の背から投げ出された武が宙を舞い、激しく馬場に叩きつけられた映像を記憶している方も多いだろう。11年ぶりの密着取材は、この落馬による大怪我で春のG1戦線をただ見ているしか出来ない『天才ジョッキー』の姿を追うことから始まった。騎乗出来ない苦悩を抱えながらも、日本競馬界を盛り上げようとある時は北海道で“ばんば”に乗り、またある時は馬券を買ってパドック解説に挑戦!さて馬を知り尽くした男の予想は果たして・・?
 そしてケガの回復と共に再び世界へ挑んだ武。世界の檜舞台で、日本のG1戦線で、『稀代のジョッキー』は一体どんなドラマを見せてくれるのだろうか?」
(出典:TBS情熱大陸 公式HP 抜粋)


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