[ポチッとお願いします]
4日に終わったNHK土曜ドラマ「探偵ロマンス」、余韻を残す終わり方に次があるのかとも・・・。
それはとも角、若き日の江戸川乱歩・平井太郎(濱田岳)と名探偵・白井三郎(草刈正雄)の出会い、そこに怪盗・住良木平吉(尾上菊之助)が絡む物語。
明智小五郎と怪人二十面相の原型になったとも思われるものだった。
大正時代から昭和初期の風俗の中、第1話からチェーンアクションで白井三郎役の草刈正雄さんが、縦横無尽に空も飛びながら、大活躍をするから驚きでもあった。
さらに銃撃戦あり、アクションシーンありと奇想天外なドラマ展開に魅了。
俳優として年齢を重ねた草刈正雄さん、身体を張ったアクションシーン、疾走するシーンにやるね・・・。
また、ガンアクションにおける華麗なるガンさばき。
香港映画張りのチェーンアクション、とに角これには驚かされるが、身体を張ってやっている俳優陣は、どことなく楽しそうである。
最終話では、ガンアクションやチェーンアクションもヒートアップしていた。
さらに思いもよらない平井太郎のカフスボタンの爆薬、さらに白井三郎が荷車の仕掛けで捕まるシーン。
次々と荒唐無稽な仕掛けが炸裂、ちょっと笑ってしまうシーンも織り交ぜながら、最後は怪盗・住良木平吉も白井三郎らに捕縛され、警察がやって来て一件落着。
と、思っていたら、住良木平吉の指にはめられていた緑色に光る八角形の指輪「イルベガンの卵」、その指輪がきらりと光った。
何と男装の女の指にはめられていたのである。
平井太郎と白井三郎にすれ違いざま、どことのうしたり顔だったような・・・。
意味深なエンディングでもある。
と、云うことは、続編が作られるのだろうか。
そうかも知れない。(夫)

(下記のバナーへのクリックをお願いします。ご協力、ありがとうございます)