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『表は善人、裏は悪人、2つの稼業を持つ“善人長屋”のメンバーたちが、ある時は困った庶民を助けるため、ある時は仲間のピンチを救うため、裏稼業のすご腕を活かしながら、さらなる巨悪や人の悪意に対じしていく!
人情、コメディー、スリル、サスペンス・・・エンターテインメントのすべてが詰まった群像劇がここに始まる!』
8日(金)午後8時からNHKBSプレミアムで始った時代劇「善人長屋」、何とも飄々として物語が展開するから、テンポもよく実に面白い。
「人間というやつ、遊びながらはたらく生きものさ。善事をおこないつつ、知らぬうちに悪事をやってのける。悪事をはたらきつつ、知らず識らず善事をたのしむ。これが人間だわさ」とは、大好きな池波小説の“鬼平犯科帳”の主人公・長谷川平蔵の口を通して、人間の有り様を池波正太郎さんが書き込んでいる。
今回のBS時代劇は、まさにそれであるから楽しめるのかも知れない。
つまり、人間の心理を突いていると思う。
その世界に真っ正直な男・加助(溝端淳平)が登場するから、物語がややこしくなりながらも、物語そのものに深みが出るのであろう。
そして、今後のドラマ展開がいかようになるものか、気がかりになりながらも時間を忘れて見入ってしまう・・・。
きっと、それぞれの役割を演じている役者陣の皆さん、恐らく楽しくて仕方ないかも知れない。
いや、きっと楽しいことであろう。
善人長屋の差配の儀右衛門を演じる吉田鋼太郎さん、その役どころをとても気に入って楽しく演じておられるように見えた。
最高だね・・・と。
全8話、裏家業を持っている一癖も二癖もありそうな長屋の住人。
演じる役者さん、それぞれ目が輝いている。
そして、毎回多彩なゲストが出演とか。
毎週楽しみな時間がやって来る。
これはいいね。(夫)
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