咲とその夫

 定年退職後、「咲」と共に第二の人生を謳歌しながら、趣味のグラウンド・ゴルフに没頭。
 週末にちょこっと競馬も。
 

「西郷どん」・・・最終話

2018-12-17 14:01:00 | レビュー

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 60分拡大版で放送されたNHK大河ドラマ「西郷どん」、最終話に相応しい盛り上がりになったと思われる。
 昨夕は、競馬「阪神FS」のショックを引きずりながらも、1年間見ていた大河ドラマの最後をじっくりと見終えた。
 この一年、文句を言いながらも・・・見てきた。
 先週と今週は、西南の役の放送。
 BSプレミアムと総合テレビの双方で見入った。
 
 これまでは、賑やかな会話、大騒ぎするような、大声を張り上げるシーンが多すぎて、時おりうんざりしながら見てきた。
 そして、物語が明治以降になったころ、主役を張った鈴木亮平さんが、徐々に恰幅のいい西郷隆盛に変身していた。
 この役者魂には、思わず瞠目するものだった。

 先日、この最終話の放送を前にPRを兼ねた番組だったか、鈴木亮平さんが出演していた。
 その時は、本来のスッキリした体型に戻っており、そんなにダイエットも容易にできるものかと感心させられるとともに・・・役者だね。
 思わず驚嘆
 
 それはともかく、恰幅のいい大柄な風貌はまさに西郷隆盛そのものであり、地元鹿児島では大いに盛り上がったことであろう。
 
 ところで、その生涯を西郷隆盛に捧げ生死を共にした人斬り半次郎こと「中村半次郎」、後の桐野利秋を演じた大野拓朗さん。
 先週と今週では、殺陣のシーンも多く入っており、やっと半次郎を見ることができたと思ったものである。
 池波小説「幕末編・賊将編 人斬り半次郎」を何度も読んできた当方には、半次郎びいきになっている面もあってか、大野拓朗さんの殺陣に興味津々だった。
 その殺陣も、なかなかに堂に入るものとなっていた。
 最後は、共に幕末を歩んだ昔の仲間に銃撃されるシーン。
 上出来の内容でもあった。

 一方、欧州に出向き世界を見てきた大久保利通(瑛太)、西洋列国と並び立つ国家造りのため、敢えて敵役となったのか。
 西郷隆盛(鈴木亮平)の如く、素直に生きられなかったのか。
 終盤ではこの2人の対比が鮮明に描かれるようになっており、憎たらしいくらいの敵役を瑛太さんが見事に演じていた。
 
 これもまた、大久保利通が降臨したかの如くだったかも・・・。
 城山に自刃した隆盛の死から、8ヶ月後に赤坂への道中で士族によって暗殺される有名なシーンも綺麗に描かれていた。

 ところで、最終話のPR編で鈴木亮平さんが、1年間のドラマの終わり方がこれまでにないものとなっている。
 乞うご期待・・・であった。
 その実が最後の最後に分かった。
 
 善し悪しはとも角、面白い終え方でもあった。
 お疲れ様と云ってしまいそうな。

 壮絶な西南の役、その描き方にも大河ドラマとしては満足する部分だった。
 CG処理の銃弾の飛び交う迫力あるシーン、見ごたえもあって楽しめた。
 
 俳優陣、スタッフの皆さん、お疲れ様でした。(咲・夫)


(出典:NHK公式HP抜粋 『七人の侍』風なカットだった)

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コメント (2)
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