長文ですが、よろしかったらご拝読くださいませ。
大粒で綺麗な白い米が美味しいとは限らない・・・
面白い記事を見つけました。紹介させていただきます。
http://ameblo.jp/jumphoto-horiken/entry-12099152082.html
しんちゃんが、手間暇のかかる山間で米を作る理由も、ここにあります。
私の山間の米も、化学肥料が1/2、農薬が1/3ですので、
粒が小さく、黒斑点米が少し入ったりしますが、買っていただいた人からは、
美味しいとお褒めの言葉をいただいています。
どうも、流通している1等米は、粒が大きく綺麗ですが、味がイマイチのようです。
平野部の大規模農家の人は、
「作った米は全部JAへ出して、自分達の食べる米は、山間部の知り合いの農家から買って来る・・・」
なにそれ!
「だって、うちの米は美味しくないもの!」
同じ農家として、唖然としましたが、これがわが国の大規模農家の現実のようです。
美味しくない1等米がJAを通じて、皆さまに届けられている現実!
さらに、今の農家は自分達で乾燥と籾摺りをしないのです。
刈り取ったら、JAのライスセンターに持ち込み、
その日に刈り取った大勢の農家の米と混ざって、全体でJAが乾燥と籾摺りをします。
そのため、まじめに美味しい米をつくっても、いい加減な米と混ざり同じ目線でみられるため、
アホらしくなり、自分も手抜きをします。
内実がわかる農家は、山間部で個人で最後まで仕上る農家の米を求めるようになります。
本当は、1等・2等より、食味値などを基準にできれば良いのですが・・・
今のJAは、粒が揃って白くかがやく1等米を求めますので、致し方ないのかも。
JAの1等米を作るため、農家は、化学肥料でまるまる太らせた大粒のかがやく米、
防除を数回して、虫の食わない綺麗な米、
そして除草剤で雑草を枯らし、草の実の混ざっていない米を作ります。
たぶん、今の日本の農産物はほとんど似たり寄ったりでしょうね。
皆さまにもいろいろとご意見がおありのことと思いますが、
このことに、いつも「なんで日本の農業は、こうなったんだろう?」
と考えさせられている、しんちゃんです。
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