半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『夜明け告げるルーのうた』を観ました。

2018-03-25 05:00:00 | あにめ&ひーろーの部屋
 寂れた漁港の町・日無町(ひなしちょう)に住む中学生の少年・カイは、父親と日傘職人の祖父との3人で暮らしている。もともとは東京に住んでいたが、両親の離婚によって父と母の故郷である日無町に居を移したのだ。父や母に対する複雑な想いを口にできず、鬱屈した気持ちを抱えたまま学校生活にも後ろ向きのカイ。唯一の心の拠り所は、自ら作曲した音楽をネットにアップすることだった。
 ある日、クラスメイトの国夫と遊歩に、彼らが組んでいるバンド「セイレーン」に入らないかと誘われる。しぶしぶ練習場所である人魚島に行くと、人魚の少女・ルーが3人の前に現れた。楽しそうに歌い、無邪気に踊るルー。カイは、そんなルーと日々行動を共にすることで、少しずつ自分の気持ちを口に出せるようになっていく。
 しかし、古来より日無町では、人魚は災いをもたらす存在。ふとしたことから、ルーと町の住人たちとの間に大きな溝が生まれてしまう。そして訪れる町の危機。カイは心からの叫びで町を救うことができるのだろうか?
公式サイトより)

 湯浅政明監督の長編アニメーション・・・は、実は今回、初めての鑑賞となります
主人公であるカイのあの性格は、どこからそうなってしまったのでしょうかね その辺の背景が特に語られないまま、友人と密かなバンド活動をしています。
そんな中でのルーの登場。恐怖を覚えるどころか、驚く素振りも小さいのを見ると、和尚さんが語っていた、この町の「人魚伝説」ってのは、彼らにも浸透していたのかしら
そしてルーです・・・可愛いってのはポスター一つ見ても分かるものでしたが、動きも愛らしいですね・・・
「人魚伝説」ってのは、童話でも漫画でもゲームでも色々とありますが、この作品での「人魚」は「足」(尾びれと呼んだほうがいいかな・・・)に特徴がありましたね。
ルーとの出会いは、カイにとって、「恋心」とは思ってなかったんですが、ちょっとあったのかなぁ・・・
俄然明るくなって、顔も赤くなって・・・しかし、皆にルーがもてはやされると、一気に覚めちゃったり・・・想いが強い証拠でしょう
中盤は、ルーとカイとの交流の枠を大きく外れて、この村の人々と、人魚の「接触」の話になってしまいました。
いい感じで盛り上がったり、心無い人間の仕業で辛くなったりと、予想通りの展開になってきました。
ま、最後も、いい形で終わるというのは分かっていたことです。・・・が、いいものですよーーー
独特の「やわらかい絵」、あくまでも一直線に愛おしいルーの存在・・・これがあれば十分なんでしょうね
ちゅうことで、歌も元気が出るものが多いと思った・・・・で55点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません

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