半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『クロエ』を観ました。

2012-08-12 06:00:00 | えいがかんしょうの部屋
 産婦人科医としてクリニックを開業するキャサリン(ジュリアン・ムーア)は、大学教授の夫デビッド(リーアム・ニーソン)、音楽大学に通うひとり息子マイケルと3人でトロント郊外の大邸宅で何不自由なく暮らしている。ところが、このところ夫からも息子からも相手にされない孤独感と不安に苛まれていた。夫の浮気を疑うキャサリンは、若く美しい娼婦クロエ(アマンダ・セイフライド)を雇い、デビッドを誘惑し、彼の反応を探るよう依頼するが、クロエの報告はさらなる苦悩をもたらすのだった。
goo映画より)

 昔の「恍惚」という作品のリメイクだそうです。タイトルは聞いたことありますが、見たことないです
何も不自由が無く、それぞれの仕事でも充分な実績を持っている・・・しかもしっかり息子(かなぁ)もいる夫婦・・・なーんてのが、一番問題があったりするのが、この手の映画の「あるある」ですよね
冒頭のデビッドの講演シーンでまず「浮気」伏線を張っていますし、その後のキャサリンが疑惑を持ち続ける理由付けにもなってます。
・・・が、それ以上にキャサリンとクロエの出会いのシーンが、意味深だったんで、誰もが、「これ、クロエがキャサリンに対して・・・」と思っちゃいませんかね
そんなネタバレ要素があっても、その後のクロエの報告や、その報告を想像させるようなシーンがあると、それなりに見入ってしまうのが不思議です
まあ、満たされているようで満たされていないキャサリンが陥っていく様に興味を持ってしまうという俺は、結局はクロエと同じなのかも知れません
終盤、結局は上述のネタバレにつながっていきますが、クロエがどこまで「執着」するのかというのが、「怖さ」に比例するところであり、期待しました。
息子に手を出すまではいい感じでしたが、それ以上はありませんでしたね・・・
過去にこの手の「執着」する映画は、家庭を徹底的に崩壊させたり、もしくは命の危機もあったりなどと派手なのがあっただけに、あれで終わりってのは、意外にあっけなかったけど、クロエはそこまで「悪」の存在に成り得ない点、ホッとしている自分がいます
というのは、キャサリン役のジュリアン・ムーアも確かに魅力的ですが、それ以上に、クロエ役のアマンダ・セイフライドに惚れてしまったのもあるかも知れません
「マンマ・ミーア!」の時の彼女とはまた違う、やたらセクシーな彼女なら、騙されてもいいなぁ・・・
ちゅうことで、クロエの髪飾りをしているジュリアンの真意は・・・やっぱり・・・で70点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません

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