半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『658km、陽子の旅』を観ました。

2024-02-17 13:00:00 | えいがかんしょうの部屋
 42歳 独身 青森県弘前市出身。人生を諦めなんとなく過ごしてきた就職氷河期世代のフリーター陽子(菊地凛子)は、かつて夢への挑戦を反対され20年以上断絶していた父が突然亡くなった知らせを受ける。従兄の茂(竹原ピストル)とその家族に連れられ、渋々ながら車で弘前へ向かうが、途中のサービスエリアでトラブルを起こした子どもに気を取られた茂一家に置き去りにされてしまう。陽子は弘前に向かうことを逡巡しながらも、所持金がない故にヒッチハイクをすることに。しかし、出棺は明日正午。北上する一夜の旅で出会う人々―毒舌のシングルマザー(黒沢あすか)、人懐こい女の子(見上愛)、怪しいライター(浜野謙太)、心暖かい夫婦(吉澤健、風吹ジュン)、そして立ちはだかるように現れる若き日の父の幻(オダギリジョー)により、陽子の止まっていた心は大きく揺れ動いてゆく。冷たい初冬の東北の風が吹きすさぶ中、はたして陽子は出棺までに実家にたどり着くのか…。
(公式サイトより)

 冒頭の解説にある、「人生を諦めなんとなく過ごして」というシーンが、最初にずーーっと出てきますね。
生活に必要な最低限のへバイトをしているだけで、外に出かけるワケでもなく、友人と会話するワケでもなく、暗い部屋で引きこもっている・・・
見ているこちらも重苦しい感じがしていましたが、そこに訪れた兄・・・
その兄の家族と一緒に、実家の青森まで車で行くことになるんだけど、車内のシーンも、どーーーんと重くて・・・
つうか、最低限のコミュニケーションすらとろうとしない彼女に、若干のイラ立ちを覚えました
途中のSAで、ちょっとした事件が発生して、一人残されてしまった陽子・・・いよいよ、タイトルの「旅」が始まります
スマホもなく、所持金も少なく、冬なのに、コートもなく一人ぼっち。
選択肢はヒッチハイクしかないけど、そもそも、序盤で散々、コミュニケーション不足の面が出てましたからねぇ・・・上手くいきません。
(そもそも、目的地にさえ行きたくないというのもあってね)
一人目や二人目の子は良かったですね。映画らしい「陽子の変化」が少しずつ出てきました
しかし、やっぱり「付け込む奴」が現れたり・・・
・・・ただ、陽子が、言葉で発信するようになったのは、大きな変化なのかな
終盤、自分の事、今の事、感謝の気持ちを、つらつらの述べます。うん、やっと気持ちが聞けたよ
彼女にとって、658kmという距離は、心の底にある感情までの距離だったのかも
ちゅうことで、PAに残されても、何もできないね・・・で、50点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません

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