半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『ブラック・クランズマン』を観ました。

2021-03-20 06:00:00 | えいがかんしょうの部屋
 1972年、コロラド州。ある市警で初めて雇われたアフリカ系警官ロンは、白人至上主義団体“KKK”のメンバー募集の新聞広告を発見。白人レイシストのふりをしてロンは電話を掛け、“KKK”コロラド支部の幹部と面会できることに。そこでロンが電話での会話を担当し、同僚の白人フリップが“KKK”と直接会うという2人1役の潜入捜査が始まる。支部で評価を高めるロンことフリップだが、支部には彼を怪しむ者もいて……。
(wowow番組紹介より)

 S.リー監督が「実話」に基づいて(少し、色つけたのかな?)描いた作品です
KKKって、自分が中学時代に世界史を学ぶ際に知った組織なんだけど、今もまだ続いているんですか 
しっかり責任者とかが表に出ているし、メンバー募集とかもやってる・・・凄いっすね。
ロンは、そこを手玉にとって、潜入捜査の「ツテ」を作ってしまいました 意外に簡単
声でその「ツテ」を作り、そして自らは、黒人の活動に潜入する・・・忙しいなぁ
黒人の活動のほうは、目的からしても、そして活動自体も、比較的穏やかな感じでしたが、フリップが潜入したKKKのシーンは・・・怖かったです
同じ志の輩ばっかしだと、差別言葉なんかは、彼らにとっては「通常会話」・・・自分たちでドンドンと汚い言葉を吐いて、周囲を盛り上げて、自らもストレス解消しちゃってる。
言葉だけじゃないですしね・・・銃をもって、黒人のパネルを撃ちまくっている様・・・ロンはあの跡を観て、どう思ったか・・・
いよいよKKKのトップの人と会うことになったロン、しかも、よりによって彼はそのトップの奴を「守る」警官としての立場で・・・
あのシーンは、その場にいる様々な「人の目」が気になりますよね。KKKの下っ端の奴とか、黒人のホテルマンの人とか・・・
そして爆破事件・・・口あんぐりです
終盤に出てくるトランプさんの演説とか、自動車が暴走、突っ込むシーンとか、昨今問題となった様々な「事件」の生映像を映して終幕・・・
強烈でした。アメリカって、何も変わっていないどころか、むしろ悪くなってるのでは
ちゅうことで、アメリカ国旗が逆さまになり、白と黒で映す・・・これが今のアメリカ・・・で、80点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません

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