半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『パピヨン』を観ました。

2020-08-23 06:00:00 | えいがかんしょうの部屋
 〈1931年、パリ〉「狂乱の時代」の終焉。
胸に蝶の刺青を入れていることから “パピヨン”と呼ばれた男は、無実の罪で終身刑を言い渡され、フランス領ギアナのデビルズ悪魔島に送られる。
周囲を海に囲まれた、この島は脱出不可能な場所として知られ、囚人達は人権をはく奪され、過酷な強制労働を科せられていた。
絶望と死が支配する場所で、自由と希望を求めて足掻くパピヨンは、志を同じくする紙幣偽造の天才ドガと出会い、やがて二人は奇妙な友情で結ばれてゆく…。
(公式サイトより)

 作家アンリ・シャリエールの実体験を基にした自伝作品の映画化だそうです。
最初に映画化した1973年の「パピヨン」、こちらをまずはチェックしないと・・・ということで、しっかり直前に観ました。
こんな実話ってアリ ってくらいの壮絶な脱出劇です。
瀕死の状態が何度も訪れるし、肉体的にも精神的にも病む状況なのに、全く変わらないパピヨンの(ここを抜け出すという)意志の強さ・・・これが圧巻でした
S.マックイーンさんの出演作をあまり観れていない俺でしたが、観れて良かったです
若きD.ホフマンさんも観れましたね。彼が演じるドガは、パピヨンにかなり振り回されましたが、振り回されるほどの魅力があったんでしょう。
さすがに最後までは一緒に行けませんでしたが・・・
そして、直後に観た2017年版の「パピヨン」ですが・・・一言、「まんまおんなじ」ですね
そりゃあ、原作がある物語であり、1930年代の物語ですから、極端な脚色を加えたり、時代設定を変えるワケにはいかないですよね。
上映時間が20分くらい違うので、2017年版のほうは、過酷な場面が少し少ない印象がありました。
そりゃあ、モトモトの物語が衝撃的であって、それを最初に映画化した作品でインパクトは出してしまっているから、後だしの印象が薄いのは仕方ないですよね
C.ハナム&R.マレックの2人は良かったと思うんですけど…
ちゅうことで、過去の名作チェックも興味が出てきた・・・で、80点(1973年版)と55点(2017年版)
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません

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