半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『仮面ライダー1号』を観ました。

2016-04-16 13:15:14 | あにめ&ひーろーの部屋
 今から45年前、男は悪の秘密結社ショッカーの手によって改造人間にされた。あの日以来、人間の自由を守るため、男は戦い続けている。
彼の名は、本郷猛。この世に誕生した、最初の仮面ライダーである。
長年にわたり、世界各地で人知れず悪と戦ってきた猛は、ひとりの少女の危機を知り、急遽帰国する。ショッカーが狙ったのは、女子高生・立花麻由。彼女の存在が、かつての最高幹部・地獄大使を復活させるために不可欠なのだ。
公式サイトより)

 劇場で「仮面ライダー」の映画を観るのは、実に4年ぶりですね
子供達も俺も、「オーズ」「フォーゼ」くらいまででTVは卒業しちゃったし、その後、俺は一応、DVDとかでチェックはしてきたけど、子供達は100%卒業しちゃいました
ただ、今回は、何せ、俺が幼児時代に熱狂した初代ライダー「仮面ライダー1号」ですからねぇ・・・やはり見るのが「当たり前」と言うのでしょうか
 冒頭から、本郷猛の生アクションが炸裂しました。もちろん、当時のようなスマートな体形ではないけど、70歳とは思えないアクションで見入りましたよ。
日本に帰国してから、いよいよ、待ってました、「ライダァーーーーーー、変身!」
カメラアングルが最高に格好良い演出になってました。
ベルトも豪華になっちゃってるし、「技の1号」と言われたライダーにしては、かなりパワー重視の「肉体派」になってしまったのは仕方ない点ではありますが、昔のテイスト(顔の形や胸、背中など)はしっかり継承しているし、何よりも、赤いマフラーがなびいているのが格好良かったです
(はっきり言って、昨今のライダーの変身ポーズよか、10倍格好良いと思います。ゴーストファンの子供達、ごめんなさい
中盤は、アクションよりも、物語重視でしたね。
立花の娘って設定は強引で、そんな彼女と猛のシーンは、なんか異様な愛情さえ感じました
また、ゴーストの人たちと、猛の、新旧のヒーローの会話もどーもぎこちない・・・
それもこれも、猛(いや、藤岡弘さんそのものでしょうか・・・)の語る、「生命」「愛」「人間」のメッセージが、長くて強すぎる・・・
これは、今のライダー、そして今のライダーファンにとっては、違和感があるんでしょうね・・・伝わるのかなぁ
しかし、もともと猛にとっての「生命」って・・・と考えると・・・
望まない改造手術で仮面ライダーとなり、人間の心は持てど、体はそうではないという苦悩・・・孤独に戦い続けた猛・・・
・・・そんな事を思い出しながら見ると、この猛の強いメッセージは、受け止めなければいけない と思いました。
終盤は、あの地獄大使と共同戦線を張るという仰天の展開。
(地獄大使のあのいでたちで、顔だけガラガランダってのも良かった
ここからの戦いは、昨今のライダー映画の「お祭り感」はしましたね。
ゴーストの連中が、「W」「オーズ」「フォーゼ」「ガイム」「ドライブ」とフォームチェンジするところは、昨今のファンのためには必要な演出なんでしょうね
平成ライダー特有の、様々なアイテムや、派手な技が連発しているさなか、新しいサイクロンでショッカーを蹴散らし、パンチとキックだけで戦う1号は、存在感アリアリですし、「意地」を感じました
そして、ラストのラスト、本郷猛のメッセージ。
これは、今回、主役を快諾し、脚本にも積極的に参加した、主演・藤岡弘の思う「ライダー」であり、「ヒーロー」です
確かに、この言葉こそ、子供の頃、夢中でTVを観て、何度も変身シーンを真似した頃の俺が思っていたヒーロー像だと思います
ちゅうことで、こうなったら、2号も、V3も、しっかり見つめなおして製作してくれないかなぁ・・・で70点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません

(入場時にもらった、(復刻?)仮面ライダーカード)

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