半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『パプリカ』を観ました。

2007-12-16 07:30:37 | あにめ&ひーろーの部屋
 筒井康隆の同名SF小説を、今敏監督がアニメ化した作品。
他人の夢に侵入するサイコセラピー機器を悪用する者と、そこに立ち向かう研究員との戦いを描いた作品です(公式サイト

 「夢」って、その人の中にある「本当の姿」を映すモノっていう説がありますよね。ある人に対する想いであったり、恐怖のトラウマであったり、自分のなりたい姿になれたり…
そんな夢に侵入するサイコセラピスト、近未来に現れて欲しいもんです
主人公、敦子は、普段は冷静沈着な研究員なんだけど、夢の中での(コードネーム)パプリカは、正反対と思えるくらい、活動的で明るくて…これが彼女の本当の姿っていうのは、物語の後半に分かるんですね~
 サイコセラピー機器を悪用するヤツに対峙するため、パプリカとなって夢の中で謎を解いていくのが話の中心なんですが、これがかなり混乱します
夢と現実、建前と本音、嘘と誠…こんな要素が入り乱れて、じっくり見てないと、すぐ置いてかれますいや、じっくり見ても厳しいっす
ただ、なんでもアリの夢の世界での展開は、非現実なのもOKなんで、ちょっと笑えますね
こんな展開、そして、全編に流れる音楽などは、今敏ワールドってところでしょうか 監督が前に作った「パーフェクト・ブルー」や「妄想代理人」にも通じるものがあります
ちゅうことで、パプリカに魅せられましたで70点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません

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