半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『マルタイの女』を観ました。

2023-07-08 03:00:00 | えいがかんしょうの部屋
 殺人事件を目撃した女優と、彼女を守る刑事の裁判までの日々を描いた異色のサスペンス・コメディ。カルト教団による殺人事件を目撃した女優のビワコ(宮本信子)は、裁判の証言者として"マルタイ"(身辺保護の対象者)となる。堅物の刑事・立花(西村雅彦)とビワコのファンの近松(村田雄浩)が彼女をガードするが、教団側は様々な手で攻撃してくる・・・。
(日本映画専門チャンネル番組紹介より)

 CATVで春から続いている「伊丹十三監督作品」の一挙放送。今回は1997年に公開された「マルタイの女」って事です
「マルタイ」という意味も当時よくわかっていなかったと記憶してます。
「の女」シリーズって、宮本信子さんが演ずる主人公が、しっかりとした「能力(もしくは特徴)」を持ってて、牽引していく様がスカッとするものでした。
・・・が、この作品のビワコは全くそんな感じが無いですよね。昔ながらの女優さんというか・・・プライド高いし、世間知らずだし・・・
そんな彼女が、へんてこな事件を目撃しちゃって、「目撃者が狙われる」という立場に・・・彼女のボディガードとして、立花と近松が付きます
今回は、この2人が主役って言ってもいいんじゃないのかなぁ。とにかく、動く、とにかく笑わせてくれます
個人的には、立花ですね。彼とビワコは典型的な「最初は相性が最悪だけど・・・」というコンビですもん
教団側の行動って、今も「全く無い」とは言い切れないような気がします。ただ、怖さを感じないのは、ただただ「作風」と、演じている人たちが過去の「の女」作品とあまり変わり映えしないからでしょうね
ちゅうことで、後半のビワコの舞台衣装は、当時ドキッとしました・・・で45点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません

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