半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『仰げば尊し(全8話)』を観ました。

2016-09-12 22:00:00 | どらまの部屋
 ある日の横須賀埠頭近くの公園、初老の男の指揮により、少年少女らによるブラスバンドの音が鳴り響く。「やさしく、丁寧に…」と声をかけながら、それでいて情熱的に指導する樋熊(寺尾聰)を興味深く見つめる美崎高校・校長の小田桐(石坂浩二)。定年まで最後の1年、問題の多い美崎高校の生徒と向き合い、よい形で高校生活を送らせてあげたいと切に願っていた小田桐は「今まで子どもたちの目線に合わせて接してきただろうか?」と感じていた。そんな時、樋熊のような人間を学校に迎え、一から指導を見直そうという決意により、美崎高校へ来て欲しいと樋熊へ頼み込む。
TBS番組紹介より)

 神奈川県立野庭高校(1980年代当時)の弱小吹奏楽部に起こった奇跡の実話『ブラバンキッズ・ラプソディー』『ブラバンキッズ・オデッセイ』 (石川高子・著/三五館・刊)に脚色を加え、オリジナルドラマとして“奇跡の物語”を描きます。・・・とサイトに書いてありました
高校の吹奏楽部は弱小、そして周囲にはワルが暴れてて、そこに一人「異色」の先生が来て、不良を更生させ、かつ部も盛り上げる奇跡の物語・・・
文科系・体育系の違いはあれど、「スクール・ウォーズ」を想像する俺は、その年代です。はい
まあ、体育系ではないので、あんな「熱血」はありません。樋熊先生は秘めた情熱はあれど、表面はとっても「穏やか」ですよ。
で、ワルな奴らも、1話でこそ尖ってたものの、2話以降、すっかり丸くなってましたよね・・・
(落とし前をつけにいったシーン(相手は、今、巷を大いに騒がした2世俳優・・・)も、なんか生ぬるい
あと、運動系のような「激しい練習」とかが無い分、樋熊先生が「調和」等を説いているのは分かるものの、吹奏楽部全体のレベルが上がっている様が分かりづらいです。
(俺が音楽オンチだからかも知れません
8話という短さで、あっという間に、大会で優秀な成績を収めてしまうので・・・ズキューーーンという感動がありませんでした。
ただ、一方で、樋熊先生の「病気」という部分が、この作品のもう一つの重要なファクターだったんですよね。
なので、そんな短い期間、樋熊先生と一緒に上を目指し、そして生徒たちはこの「想い」を胸に新たなステージに向かっていく・・・ラストシーンがこの作品の「全て」だったんでしょう・・・
ちゅうことで、吹奏楽部ということで、ウチの娘はじっくり鑑賞していた・・・で50点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません

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