半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『ウォールト・ディズニーの約束』を観ました。

2015-06-06 04:00:00 | えいがかんしょうの部屋
 夢のある映画を作り人々を喜ばせてきたウォルト・ディズニー(トム・ハンクス)は、魔法を使うシッターを描いた児童文学『メリー・ポピンズ』を映画化しようとするが、原作者のP.L.トラヴァースはそれを拒否。しかしウォルトは決して諦めようとせず、トラヴァースは住んでいるイギリスからウォルトのいるハリウッドまで出て決着を付けようとする。ウォルトら映画製作者が出す脚本アイディアを片っ端から認めないトラヴァース。彼女が頑なに作品を守ろうとする背景には、幼い頃の父親との思い出があった。それを知ったウォルトは、トラヴァースとある約束をする……。
MovieWalkerより)

 実話・・・なんでしょうね。これ
1964年に公開され、アカデミー賞4部門を獲った大ヒット・ミュージカル映画『メリー・ポピンズ』の製作背景を描いた作品です
『メリー・ポピンズ』はタイトルしか知りません ただただ、(ミュージカルってのもあり)楽しそうな物語のように思ってました。
しかし、この製作背景を見ると、公開にこぎつけるまで、かなり大変だったというのが分かります。
製作費が・・・とか、出演者が・・・とかではない、何と、原作者トラヴァースとの「交渉」そして、その後の「脚本製作」が・・です
多分、この作品に携わった脚本家3人は、著名な方なんでしょうね・・・
なのに、彼らの言う事を、ことごとく却下(たまに激怒)するトラヴァース。
気に食わない事があると、ウォルトに直訴し、交渉白紙をすぐにちらつかせるし、お茶とかお菓子の断り方もひどい・・・ムカつきますね
まあ、その理由たるものが勿論あって、彼女の幼少時代の家族(特に父親)との様々な「いきさつ」があるんですねぇ
幼少時代のトラヴァースにとっては、父親がなんであーなってるのか、ワケ分からないんでしょうね・・・子供ながら、何とかしたいって気持ちだけで何もできない・・・厳しいです
そんな気持ちを抱えたまま、ずーっと年を重ねてきたんですね。そりゃ「氷」のようになっちゃうわなぁ
でも、そんな「氷」の彼女に対して、ウォルト、脚本家の人達、そしてずっと送迎を任されている運転手さん・・・根気強いです
ウォルトの、この作品に対しての思い、作品を残すことによる、トラヴァースの父親の姿を語るシーンはとっても印象的ですね
氷解したとまではいかないまま終幕となりましたが、ウォルトの語りの通り、名作として後世に残っているワケですから・・・ヨシとしましょうよ
ちゅうことで、「凧をあげよう」を歌うために、メリー・ポピンズを見たくなりました・・・で75点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません

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