半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『エリート・スクワッド』を観ました。

2012-03-20 06:00:00 | えいがかんしょうの部屋
 リオデジャネイロ。警察特殊部隊BOPE(ボッピ)の隊長ナシメントは、精鋭たちを率いてギャングと戦い続けていた。直情型のネトと頭脳型のマチアス、正反対の2人を新たな隊員に迎え、ナシメントは身重の妻のためにも危険な任務からの引退を考え出す。そんな矢先、ローマ法王がリオを訪れることになり、BOPEには宿舎近くのスラムを浄化するよう厳命が下される。これを最後の仕事にしようと決意するナシメントだったが……。
WOWOW作品紹介より)
 この作品を見て思いだしたのは、(またF1ネタですが)2年前のブラジルGPです。
ジェンソン・バトン選手が、移動中に、ギャングに取り囲まれて、かなり危険な状況になったという事件がありました
前々から、ブラジルの治安については騒がれてはいましたよね・・・
一応、この作品はフィクションではありますが、そんなブラジルの一面・・・というか、全容を見せてくれているようです・・・
それも、ギャングについてではなく、どちらかというと、腐敗した警察の姿がキツイですねぇ・・・
ギャングとの賄賂なんかはアリガチとして、自地区の犯罪発生率を下げるために、自治区で起こった殺人事件の死体を他地区に移動させるなんて・・・絶句ですね
そんな中で、このボッピという特殊部隊は、そんな悪を決して許さないんですが、ギャングが巣食う危険な場所に立ち向かうワケですから、相応のリスクと、決意が必要ですよね
隊長ナシメントは、奥さんと(生まれたばかりの)子供を持ち、そんな部隊で戦い続けることに、一区切りをつけたい・・・そりゃそーですよね
そんなボッピに迎え入れるネトとマチアは、ナシメントとは逆に、そのリスクに向かっていき、様々な出来事を体験する・・・正反対です
中盤のボッピ参入を希望する警察官たちの訓練シーンは、ここだけ違う映画なのかと思うほど逸れてしまってましたが、それ以外については、全編を通じたリオという街の姿と、そこに住むギャングとボッピ・・・これらが緊張感もって語られてて、見応えがありました
ちゅうことで、ナシメントはもう一歩間違うと、狂気の世界に・・・・で70点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません

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