半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『愛の渦』を観ました。

2016-07-18 04:00:00 | えいがかんしょうの部屋
 午前0時~5時。料金は男:2万円、女:1千円、カップル5千円。豪華なマンションの一室に集まったのは、ニート、女子大生、フリーター、保育士など普段の生活では交わりそうもない男女。彼らの目的は「ただセックスがしたい」。しかし滑稽なまでに剥き出しの性欲は、お互いの心も裸にしていく。
好意、嫌悪、侮蔑、格差・・・渦巻く思惑と欲望の一晩が向かう結末とは・・・。
公式サイトより)

 この作品、土曜日深夜に観たのですが、深夜、それも1人でしか見れない作品でしたね
登場人物は、冒頭の解説の通り、沢山いるのですが、何せ、題材が題材(乱交パーティ)・・・名前が明かされてなくて、ココでの解説もなかなか難しいです
最初にニートの男(主人公かと思いましたが)が、なけなしのお金を下して、風俗店に電話して、電話の案内の通りに行って、受付を済ませる・・・うーん、なんだかリアルだなぁ・・・と
と同時に、こんな風俗は(当然ながら)未経験なんで、オッサンではありますが、なんかドキドキしちゃいました
職業、性格も違う男性4人、女性4人が、バスタオル1枚の姿で、リビングに集まって、パーティ開始
もちろん、(お酒も入ってないし)最初は会話もはずまず、手探りの問答で始まります・・・この辺も妙にリアルで・・・
全員、一応、目的が「あれ」なワケなんで、少しでも会話の糸口をつかむと、体を乗り出して会話を進めて、何とか「交わろうと」する・・・欲望に対する人間の素直な行動なのかも・・・と納得しちゃいました
少しずつ、色々な人と「交わる」ことによって、「欲望」のうしろに隠れている、それぞれの「個性」が出てくるのも当然な流れなんだけど、ちょっと怖いですね
強烈な本音が出たり、お互いのコンプレックスを攻めたり・・・誰かがキレて、この場が修羅場になる・・・そんなピリピリした雰囲気がありました
そんな中でも、ニートの男と、女子大生の子がとっても異色を放っていて、ラストに向けてどうなるのか、とっても気になりましたが、そこには、恋愛映画みたいな色付けは何も無いものでした
誰もが「欲望」をもってて、「人格」も当然あるけど、外に出ると、普通の人間になる・・・そんな日常なんですね
ちゅうことで、店長と店員さんが妙に怖いのも、この手の店にアリガチで苦笑・・・で75点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません

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