半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『HOMELAND(シーズン6・全12話)』を観ました。

2017-06-15 22:00:00 | どらまの部屋
 アメリカに戻ったキャリーは、ニューヨークで不当な扱いを受けるイスラム教徒たちを保護する組織に身を置き、新たなスタートを切っていた。時を同じくして、米国初の女性大統領誕生の日を迎えようとしていたその地では、CIAの恩師ソールと策士アダールが、側近的立場として任務に携わっていた。一方、なんとか一命を取り留めたクインは、帰国を果たすものの、今後の生活との葛藤の日々が始まり・・・。
9.11から15年、より一層複雑化した国際情勢の中で、新たな大統領の就任は、アメリカに、そして世界にどんな影響を及ぼしていくのか? ニューヨークという因縁の地で、キャリーの終わりなき戦いがまた始まる・・・!!
FOX番組紹介より)
 早いもんですねぇ、HOMELANDも・・・まあ、俺は3年前から急に追いついてきたから、そんな気分なのかも知れません
前シーズンは、腐れ縁であるキャリーとクインの、辛い再会が印象に残っています。テロ阻止のためとはいえ、キャリーがクインにとった行動は、厳しい選択でしたよね
今シーズンは、キャリーも、娘に会えない厳しい状況ではありますが、クインは更に酷い状況であったことがすぐに理解できます。
そんな中で、女性大統領であるキーン誕生前、物騒な状況であることと、戦地に赴いて亡くなった息子の「英雄説」の真相についての問題が慌ただしくなってます。
「英雄説」の真相というより、反体制力の「情報操作」が結構強烈ですよね。まあ、この国のこういった戦い(駆け引き)は、ココまでやるもんなんでしょうねぇ
・・・と色々と今回の要素を述べはしたものの、今回の主役は、あえて「クインだった」と言わせてほしいです
1話からまともでは無い状況であった彼、周囲の目もまともに見てくれず、正しいと思った行動が、キャリーにまで否定されてしまう始末・・・
更に、自分を生かしたキャリーの「辛い選択」の真実も知ることになり、自分を壊したのは彼女(キャリー)であるとも思ってしまう彼・・・
残念ながら、前半のクインの行動を、俺も疑ったのは確かです・・・
・・・しかし、彼の本心・信念は、前シーズンで負った傷より前から、全く変わってませんでしたね。
テロの黒幕をたった一人で突き止め、誰にも信じてもらえない中行動して・・・
最終回の大統領を守るシーンは、このドラマの中でも一番焼き付いたシーンではないでしょうか
死を悟っていましたよね。クインの表情は・・・見てて辛かった
彼を亡くしたのは、このシリーズの大きな転機にもなりうる事件でした
ラストで、CIA関係者をことごとく反逆者として弾圧する形で豹変してしまったキーン大統領。これもビックリ
こんな彼女を命がけで救ったのか、クインは・・・浮かばれないじゃん
側近に就任したキャリーは、次のシーズン、どうなっちゃうのか・・・心配です
ちゅうことで、クイン、あんたはずっと格好良かったよ・・・で75点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません

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