半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『アイ・トーニャ 史上最大のスキャンダル』を観ました。

2019-06-22 04:00:00 | えいがかんしょうの部屋
 貧しい家庭で、幼いころから暴力と罵倒の中で育てられたトーニャ・ハーディング(マーゴッド・ロビー)。天性の才能と努力でアメリカ人初のトリプルアクセルを成功させ、92年アルベールビル、94年リレハンメルと二度のオリンピック代表選手となった。
しかし、彼女の夫だったジェフ・ギルーリー(セバスチャン・スタン)の友人がトーニャのライバルであるナンシー・ケリガンを襲撃したことで、スケート人生は一変。転落が始まる。
一度は栄光を掴み、アメリカ中から大きな期待を寄せられたトーニャ・ハーディングだったが、その後、彼女を待ち受けていたのは・・・・・・。
公式サイトより)
 
 もちろん、この事件は憶えていますよ。スポーツ界にとっては、かなり衝撃的な事件でした
ただ、俺が知り得る事件の内容は、ただ単に「ライバルを蹴落としてアメリカ代表の座をGetしたかった女性」というものです。
この作品は、このままでは俺は知る由の無い彼女の「過去」そして、あの事件の「背景」とその後を描いていましたね。
幼少時代は、ただ単に「母親」、これに尽きますね。
トーニャに才能を感じたってのはあるから、自分の私財をなげうってまでトーニャのスケート生活にお金を使っている・・・これは理解できます
また、トーニャに対して厳しく接することが、彼女の成長につながる・・・という信念も、まあまあ理解できます
ただ、「態度」「言動」は強烈ですね。俺が子供だったら、確実にボロボロになっています
しかし、母親似なのか、トーニャは確かに、それで成長したんでしょうね。スケートの成績でその結果は分かるのですが、歯を食いしばって練習を重ねるというシーンは皆無でした
「才能」と、とにかく「勝気な性格」で、頭角を現す彼女ですが、プライベートはデコボコでしたね。
彼氏との関係も、オッサンには理解できないレベルです。二人の供述と、別れ・再会の繰り返し・・・拠り所が無かったのかなぁ
ケリガン襲撃も、あんな「仕組み」があったんですね。
もう母親には届かない存在、そして彼氏にとってももう手に負えない・・・そんなトーニャも、物凄く「影」を感じるシーンが多かった気がします。
何だかんだ言っても、スケートに対しての愛情がある点は、救いだったと思います
ちゅうことで、マーゴット・ロビーの4か月特訓のスケートにも注目・・・で、65点
※あくまで個人的主観ですので気分害されましたら申し訳ありません

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