半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『スノー・エンジェル』を観ました。

2009-08-01 19:30:57 | えいがかんしょうの部屋
 高校生のアーサーは学校のマーチング・バンドでトロンボーンを吹きながら、空いた時間に地元の中華レストランでアルバイトに励む平凡な少年だった。そんなある日、彼は利発だが少し変わり者の同級生ライラと親しくなり、しだいに惹かれて行く。だがアーサーは、アルバイト先の同僚で、一児の母でもあるアニー(ケイト・ベッキンセイル)が高校時代からのつきあいだった夫グレンと別れようとしている姿を目の当たりにし、自らの恋にも臆病になってしまう。
wowow作品情報より)

 一見、なんの魅力もない、ほほんとしている高校生アーサーと、そんなアーサーに何故かゾッコン(死語)なライラ
そして、夫グレンと別れて、愛娘と二人での新しい生活にも次第にストレスを感じてきているアニー。
この2つの生活が淡々と描かれているのが前半です。
アーサーとライラは、なんだか応援したくなる気分、そして、アニーは、なんだか妙にリアルな母親ですね(愛娘に簡単にキレちゃったり)。
それぞれの過去があまり語られていないので、感情移入ってのは薄いです。
・・・しかし
ある事件が、この2つの生活、そしてこの町、更に見ている我々にも、見事にバクダン投下されちゃいました
ズドンと重くなります
俺としては、この事件により、アーサー&ライラの恋物語は見事にフッ飛んでしまいました
そして、アニーとグレンは、どんどんと悲しく、そしてズタズタになっちゃいます
最後まで救われませんよぉ。アーサー&ライラだけでは・・・
後半の引きこみ方が半端じゃなかっただけに、救われない最後では、見た後の気持ちが重くなりました
ケイト・ベッキンセイルは、相変わらず美しいですが
ちゅうことで、スノー・エンジェルって愛娘で55点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません

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