半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『セッション』を観ました。

2016-03-13 06:00:00 | えいがかんしょうの部屋
 名門音楽大学に入学したニーマン(マイルズ・テラー)はフレッチャー(J・K・シモンズ)のバンドにスカウトされる。
ここで成功すれば偉大な音楽家になるという野心は叶ったも同然。
だが、待ち受けていたのは、天才を生み出すことに取りつかれたフレッチャーの常人には理解できない〈完璧〉を求める狂気のレッスンだった。浴びせられる罵声、仕掛けられる罠…。ニーマンの精神はじりじりと追い詰められていく。
恋人、家族、人生さえも投げ打ち、フレッチャーが目指す極みへと這い上がろうともがくニーマン。しかし…。
公式サイトより)

 この作品も観たかったんですよね。予告編とかもかなりインパクトあったし
甘い、いや、甘ちゃんマスクのニーマンは、子供の頃からドラムが好きで・・・ってのは分かります。
そんな彼に目を付けたフレッチャー・・・登場シーンからして、(予告編を見ていただけに)劇中の学生同様、こちらも緊張しちゃいます
このフレッチャーさん、ニーマンに何故か目がとまった おめがねにかなった 「期待かけるぞ」的な笑みを浮かべていい感じでした。
ただ、そんな温和なシーンはちょっとだけでしたね。
そっからの、フレッチャーの「教育論」これがこの作品の「真髄」であり、巷で大いに賛否両論になりましたよね
確かに「凄い」です・・・「アメとムチ」とは良くいいますが、最初の出会いだけがアメだったようです
「認められている」と意識しているんで、必死に食らいつくニーマンなれど、フレッチャーは、新たな男を連れてきたりして、「鞭」の手を緩めません
彼女とも別れ、血だらけでドラムに没頭するニーマン・・・追い詰められた彼は、交通事故の直後でさえも、ステージに立っちゃいましたね
そりゃ、このステージの結末はいいものではなかったです
このステージ上での一件で、ニーマンは学校から離れ、普通の男に戻ったようでした。
しかし、あるバーのセッションでフレッチャーと再会し、軽い気持ちでセッションに参加しましたが・・・
こっからのラストセッションは、更に、更に壮絶でしたね・・・こんな展開になるとは
学校でのセッションは「殴り合い」になりましたが、このラストセッションは、直接手を出してないけど、「意識の殴り合い」って感じでした。
フレッチャー役のJ.K.シモンズさんが、アカデミー助演男優賞を獲ったというのは、200%納得です。凄い
ちゅうことで、テンポの速い、遅いが、聞いてて全く分からない俺でした・・・で85点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません

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