半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『オーバーテイク(全12話)』を観ました。

2023-12-18 21:30:00 | あにめ&ひーろーの部屋
 「F4」、フォーミュラ4。
「F1」を頂点としたフォーミュラカーレースの入門カテゴリーで、上級カテゴリーに優秀な若手ドライバーを輩出しており、シリーズ発足以来、「モータースポーツの甲子園」としての役割を担う。
そのサーキットに、ひとりの男が足を踏み入れる。
眞賀孝哉。フォトグラファーとして活動しているが、現在はとある理由によってスランプの渦中にある。
取材に訪れた富士スピードウェイで、高校生「F4」レーサー、浅雛悠の走りを目の当たりにする孝哉。
その愚直なまでのひたむきさに、久しく感じていなかった胸の高鳴りを自身の裡に蘇らせる……。
それをきっかけとして、彼は弱小チーム「小牧モータース」と共に、悠を応援しその夢を叶えようと決意。
いつしか、性格も年齢も全く異なる悠と孝哉の人生は、互いに交錯していく――。
(公式サイトより)

 これ、オリジナルTVアニメなんですね
ビックリです。漫画とかではないという点もそうですが、「F4」にスポットを当てているという点が
でも、モータースポーツファンの俺としては、すぐに食いつきましたね
富士や鈴鹿などのコースが見事に再現できてましたし、レースシーンなんかも、妙な脚色とかも無くてリアルに感じましたね。
レギュレーションなんかの解説があったり、初めてこういった分野を知る人にも優しい作りでした。
(まあ、バトルが比較的少ないのも「らしい」ですよね。話の盛り上げとしては、ガンガンとバトルしたり、ルール無視したライバルが出たりとかするんでしょうけど・・・)
更に、「チーム運営」みたいな部分にもしっかり触れてくれてて、スポンサー獲得の話とか、テストでの使用タイヤセット数の話とか、そういった「側面」もしっかり出してくれているのも好感持てました。
「物語」に関しても、とってもしっかりしてましたね。
悠の成長物語しかり、ライバルチームの№1-2のドライバーの立場の話しかり、「レース活動」を通じての部分と、ある過去の事がきっかけで前向きになれていないカメラマン・孝哉の話も・・・
全ての人たちが前向きに終わるという流れも、とっても気持ちよかったです
難しいかもしれませんが、こういった作品を通じて、モータースポーツに興味を持ってくれる人が増えるのを期待せずにはいられません
ちゅうことで、コローニのスポンサー募集の話まで出すとは・・・で75点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません
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『MFゴースト(全12話)』を観ました。

2023-12-18 21:00:00 | あにめ&ひーろーの部屋
 世界で人気を博すモータースポーツ、MFG。そこに英国からの挑戦者、カナタ・リヴィントンが参戦する。メカニックの緒方、頼れる先輩の相葉と出会い、レースの準備を進めるカナタ。一方、ホームステイ先の家族の恋に、カナタは日本に来たもう一つの目的を打ち明ける。予選当日、彼が選んだマシンは――トヨタ86GT。MFGエンジェルスとして参加する恋は、カナタの出走を知り驚く。非力なマシンで、カナタは如何に挑むのか?
(公式サイトより)

 2023年秋アニメで一番気になっていた作品です
もちろん、その理由は、漫画・アニメをずっと見続けていて、BD-Rに焼いてコレクションしている「頭文字D」の続編と聞いたからです
OPからして、(MOVEではないけど)、アップテンポの「らしい」曲で良いですね
MFGというモータースポーツイベント、まずはこれが良く分からなかったので、TVでの解説とか、ネットとか見てました。
ふーん、ただただハイパワーマシンでブイブイ言わすってものではなく、「グリップウェイトレシオ」・・・こういった所で均一化を図るってのは、すごい視点ですね。
さすが「D理論」を提唱していた、あの方・・・って感じです
車種がワールドワイド化している(どちらかというと、ヨーロッパ系)のも、車好き、スーパーカーブーム経験者としては、楽しいですね。
レースとしては、昔、サーキットの狼であった「公道グランプり」を、より現代的に、そして、よりスポーツイベントとして開催している印象でした。
(安全性という点に関しては、とっても疑問符がつきますが・・・)
バトルというより、タイム競争に主眼を置いている気がするのは、まだ物語が序盤だから・・・でしょうか
レース、そしてクルマそのもの、そして、少し恋愛というのも、「D」に似通ってて、観てて安心できます。
主人公カナタの能力、そして駆るマシンが「86」、この「86」で、大排気量のスーパーカーに対抗するという構図もしかり・・・です
ただ、ただですね。少しだけ残念に思ったことをいいますと・・・
この作品、「続編」とは知っていたものの、時代としては、俺が想っていたより、結構、「年数経ってる」という設定なんですね。
どーしても、「D」で輝いていた人たちの「その後」を楽しみにしていましたが・・・
年数的には、もう彼らの第一線は終わってしまっている時代だったという点がねぇ・・・
節々に出演してくれるし、それなりの能力や逸話を入れてくれているのは嬉しいです。(FDがコースレコードを長年保持していたなんて最高)
でも、「PROJECT-D」自体も、未来を思わせて終わっている「頭文字D」でしたので、その後の彼らの成長、そして活躍を通じて、「D」を感じたかったというのが強いです
特に、拓海が「悲運のドライバー」ってなっちゃっているのは、哀しすぎます・・・
とはいえ、期待度は変わらず、次のシーズンを待ちたいと思います
ちゅうことで、GR86のCMもめちゃ恰好良い・・・で、70点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません
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