半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『スイング・ステート』を観ました。

2022-08-21 05:00:00 | えいがかんしょうの部屋
 民主党の選挙参謀ゲイリー・ジマー(スティーヴ・カレル)は、ヒラリー・クリントンが大敗し、打ちのめされていたが、ウィスコンシン州の小さな町役場で不法移民のために立ち上がる退役軍人ジャック・ヘイスティングス大佐(クリス・クーパー)のバズっているYouTube動画を見て、リベラルな演説で人々の胸を打つ、彼こそが中西部の農村で民主党の票を取り戻す、起死回生の秘策だと確信。ゲイリーは、スイング・ステート(激戦州)のウィスコンシンを足掛かりに地盤を広げるべきと党を説得し、単身アポなしで田舎の寂れた町、ディアラケンへと赴き大佐に民主党からの町長選出馬を要請する。ゲイリー自身が指揮を取ることを条件に大佐は出馬を了承し、大佐の娘ダイアナ(マッケンジー・デイヴィス)や住民のボランティアと、地道な選挙活動がスタート。しかし、対立候補の現役町長ブラウンに、共和党が宿敵、トランプの選挙参謀フェイス・ブルースター(ローズ・バーン)を送り込む。その日から、ディアラケン町長選をめぐるゲイリーVSフェイスの戦い、否、民主党VS共和党の巨額を投じた「仁義なき代理戦争」の幕が切って落とされた。
(公式サイトより)

 最初、俺でも知ってるくらい、沢山のアメリカ大統領の写真が出てきますね。選挙戦で様々な土地での活動シーンでしょうか
現地の人達と握手したり、土地の食べ物を食したり・・・選挙票のためには、こういった地道な活動は重要ですよね
ゲイリーが目をつけた相手・・・俺でも知ってるC.クーパーおじさんですから、知名度は高いし、民衆の興味を得るのには「お得」ですよね
クーパーおじさん演ずるジャックも、このウィスコンシンの土地では英雄とまではいかないけど、周囲の人々の反応を見る限り、人望は高そうですよ
ジャックにコキ使われつつ、狭いアパートを借りつつ、何とか説得に成功するゲイリー、考えも活動もしっかりしてて、どんどんと不利な戦局を跳ね返してきます
唯一の敵は、フェイスですね。彼女のほうが手段を選ばないし、下品だし・・・でも、こっちのほうがリアルに感じましたね。その位の「芯」を持ってないと、こういった立場は潰されちゃいますよね
終盤は少し醜い戦い(これもリアル)を経て、いよいよ投票日
・・・と思ったら、あんな結末が待っているとは・・・
ワシントンから来たゲイリーも、フェイスも、ウィスコンシン州の民衆たちに、見事にやられちゃいました
あんな「制度の逆利用」ができちゃうの、凄いですね。でも、彼らも生きるのに必死ですから、悪には出来ないです
してやられたゲイリー、そしてフェイスも・・・ま、いっかって感じで、後味が悪くない作品です
M.デイビスも見れたしね
ちゅうことで、ドットはいつも災難・・・で、70点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません
コメント
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