半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『ジョゼと虎と魚たち』を観ました。

2021-12-28 06:00:00 | えいがかんしょうの部屋
 雀荘でバイトをする恒夫は、客の間で話題の乳母車に乗った足の不自由な女のコ、くみ子と出会う。ジョゼと名乗る彼女としだいに仲良くなるが、恒夫が好意を寄せている女性の存在を知ったジョゼは、心を閉ざしてしまう。
(MovieWalkerPressより)

 2003年の作品です。
当時なんとなくタイトルは聞いたことがある(それだけのインパクトあり)んだけど、鑑賞する機会が無かったなぁ。
妻夫木さんも、池脇さんも、上野(樹里)さんも、とっても若いです
「乳母車に乗った女の子」という噂、たしかに噂だけ聞いていると不気味ですよね
でも、恒夫は、本当に普通の大学生って感じですよね。
ジョゼに興味を持ちつつ、他にも好意を持ってる人がいたり、遊んでいる女性も・・・
お婆さんの育て方もあったんだろうけど、(あまりそういった事を意に介さず)普通にすっと距離を縮めようとする恒夫・・・恒夫にとっては「自然体」なんだろうけど、ジョゼにとっては、刺激的だったんですよね
とってもいい雰囲気に見えました。このまま幸せに暮らすものと思っちゃってました。
でも、ふとした事で生まれる感情とか、微妙なズレとか・・・言葉で表すのが難しいんですが、ストレスが溜まっていくのが分かってしまうところから、苦しくなりますね。
そんな状態になるのを分かっているようなジョゼのセリフも、グサリとなります
結末は、恒夫本人からあっけなく語られてしまう終盤ですが、そんな状態になっても、あのラストの「泣き」を観るかぎり、取り返しがつかなくなってしまった哀しさがありました
ちゅうことで、このままアニメ版も観てみよう・・・で、60点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません
コメント
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