『シグルイ(全12話)』を観ました。

残酷無残時代劇、開幕す！武士道は死狂（しぐる）いなり(公式サイトより)

ＯＰの前に、Ｒ－１５との指定が…前評判には聞いてたけど、なんだかヤバそうだぞ…
案の定、最初から始まる(真剣による)御前試合で対決する２人、なんか気色悪いぞ～。
この冒頭で、確実に興味をひきつけてくれました。
その後は、この２人の因縁となった過去の出会いから物語が延々と進みます。
「普通じゃない」藤木と伊良子という対照的な二人と岩本虎眼、掛川を舞台に前半は淡淡と、ある事件をきっかけに、静かながらも、序々に熱く、そして鋭くなっていきます。このテンポが妙にハマります。
物語以外にも、印象に残るのがこの作品の好きな点です。
毎回いいタイミングでくるチョーの語り！このセリフが盛り上げます。
また、絵も良いです。場面場面でモノクロ描写にしたり、殺陣シーンで一時的にその人の筋肉の張りなどを透かし見させて緊張感を出したり、物語の合間合間に出てくる虫の描写、たんぽぽを始めとする草花の動きなども独特で焼きついてます。
Ｒ－１５だけあって、かなりグロい点もありますが、俺としては、この作品にピッタリ、マッドハウス（製作）らしいなぁと思いました。
願わくば、もっともっと長く続けて欲しかった。もっと話を見たかったなぁ。
ちゅうことで、シグルイ第２節を希望で、８５点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません