半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『笑の大学』を観ました。

2007-06-02 08:00:00 | えいがかんしょうの部屋
 昭和15年、演劇は規制され台本は検閲にかけられていた。ある日警視庁の取り調べ室で検閲官・向坂睦男(役所広司)は、劇団・笑の大学・座付作家・椿一(稲垣吾郎)を取り調べようとしていた……。(作品プレビューより)

 もともとは三谷幸喜の脚本で96年に初演された密室劇だそうですね。舞台はかなり好評だったとか
確かに殆どが取調室みたいな暗くて殺風景な部屋で進みます。頭でっかちで嫌味が多い検閲官と、ちょっと頼りない作家との戦いが、毎日毎日続きます。
映画化が難しいのではという当初の話題、分かるような気がします
でも、そこは役者さんの力ですかね。この二人、最初はカミ合わないんですが、不思議と対峙すればするほど、カミ合ってくるんですよね~。
特に役所広司が良い とっても厳しい顔なんだけど、そこから繰り出す抜けたシーンがなんと楽しいこと
このままカミ合って、笑わせて終わりかなぁ。と予想してたら、最後は思わぬ展開にう~ん、ちょっとお涙って感じだけど、俺は笑って大団円のが良かったような気がします。
ちゅうことで、舞台も見たくなりましたで70点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません
コメント
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