ニイハオ! 我的朋友!

中国留学生活を綴ったのがこのブログのはじまり
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そして加わった乳がんカテ

募 金

2011-09-05 | 2010年 2011年

震災後心配してくれた古くからの知人が、7月頃東京から電話をくれました。

東日本大震災の被災者への募金が、たくさん取り組まれピークだった頃だと思います。

震災募金を偽って詐欺募金して捕まった東京の人のことを話していました。

今も継続して取り組んで頂いていますが、震災直後から有名どころはもちろんのこと、たくさんの団体有志個人など募金活動を展開してくださり、被災地はたくさんの助けを頂きました。

こういう正真正銘善意の募金がある傍ら、これに乗じて悪事を考える輩が出てしまうのもまた人間なのかなって。

仙台あたりでもアーケード街を通ると、今でも数少ない数人で募金を訴えている人をよく見かけます。  わたしはいつも素通り。

大丈夫かな、この人たち? ・・・ と、失礼ながら猜疑の心が。  勿論まじめな人たちもいます。

でもホントに気をつけて見極めないと、せっかくの気持ちもどぶに捨てることに成りかねない・・  悲しいかな、現実としてありますものね。

今回仙人支援募金に取り組んで、今日現在で37万円を越しています。

金額は色々ですが、ひとり1万円が多いようです。 中には自分も大変な被災者なのに、こちらの要請にこたえてくれた人もいました。

協力してくれたみんなは、かつて学生時代の数年を共に過ごした仲間たちです。 

大変だよねの共感と、がんばってね!のエールのカンパなんだと思います。 

取り組んでいて胸が熱くなるようなコメントが、通信欄に書き込まれてくることもありました。

今月の24日にこの みんなの気持ちの塊 を、仙人にお届けてしてくる予定です。 

こんな準備をしている中、今朝夫にメールが届いていました。 この人もかつての仲間です。

中身を聞いて、??? どういう意味だろう? とまず思いました。

「〇〇(ウチ)  から 寄付を  〇〇(ウチ)  に送れという手紙が、振り込み用紙付きできました。
 信用していないので、仙人に直接支援を送りたいと思います。」 なので住所と電話を教えてと。

何とも言えないショックというか・・・   なんだろ これ?・・・

夫は 「あいつも随分苦労したんじゃないのか。」 の一言。 

ショックの後は、悲しい気持ちというか、なんか嫌な気持ちというか・・・  そしてその後は、がっかりして腹がたってきたというか

短時間で感情が七変化の朝でした。

募金する前に確かめたり、ちょっと疑ってみたりは分かります。 大事なお金ですから。

でも、どうでしょう、学生時代は友人のひとりだったんじゃないのかなって。

寂しいとか、悲しいとか、悔しいとか、腹立つとか  知らない人じゃないから余計複雑です。

人それぞれ受け止めや考えは色々だから、こういうこともあるかもしれないと思いながらも、「信用していないので直接支援を送りたいと思います」 は、やはり失礼だと思ってしまうわたし。 

あまり面識もなかった先輩だから、黙ってるけど。

 

 


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