ニイハオ! 我的朋友!

中国留学生活を綴ったのがこのブログのはじまり
今は日々のこと旅のことなど徒然に・・
そして加わった乳がんカテ

年夜飯 (年越し夕飯)

2007-03-10 | ■娘と大連 2007/2
大晦日ともなると、街中はいつもと違う。
殆どのお店は午後早々に店じまいし、閑散とする。
前の日 目を付けていた娘のバックを買おうと勝利広場に行ったら、
3時だというのに もう閉店・・ 
買えないとなると とっても欲しくなるのが人情
ひどくがっかりの 娘。   (でもこれは、後日買うことが出来た

みんなの心は 年夜飯 。
家族団らんの特別な 食事というわけだ。
このごろは、年配の両親を囲んでレストランで年夜飯を楽しむ家族の風景もよく見られるようになったという。

この日の夕食は、ちょっと困った。
食べるところが・・・   開いてるお店が・・・
結局 ホテル近くの 天天漁港 というレストランにした。
このレストランは、海鮮料理で有名で大連には何件かある。
お値段的には、、、高い。

入って驚いたのは、家族連れの中国人が多かったこと。
テーブルいっぱいに 豪勢なお料理が並んでいるではないの
おばあちゃん、おかあさん、娘のテーブルでは、殻付きウニ・大きな海老の姿焼きをはじめ
もうそれはそれは美味しそうなご馳走が 溢れるばかりに並んでいた。
三人で700元くらい払っていたかな。(ちら見

他のみなさんも 似たり寄ったりの 大ご馳走!
中国の風習も形が少しづつ変わってきているのかもしれない。



そして わたしたちは何を食べたのか   メインは これ  (一品)
素材の味が生きていて とっても美味しかった。

   
 
他には ごはん、マントウのようなもの・・・   そして これ あわび(小さい)

    


娘の感想・・・
「ここ(わたしたち) 一番 (お料理) 少ないね。」
お腹的には丁度良かったにしろ、見た感じ わびしさ が漂っていないでもない。

この日は前日の ネイル事件 が気分的に尾を引いていたのと、
そのために 財布の中が少し淋しくなっていたのとで贅沢する気になれなくて。

それに大体あそこは、メニューのたのみ方が難しい。
あわびをたのむ時なんか どれ程時間がかかったことか・・ 

闇雲にたのむと恐ろしいことになりかねないから 「ひとついくら?」 と一応聞いてみた。
ネイルのこともあって、何時になく慎重なわたし・・ 。

何か答えてくれたけど、どうも質疑応答がかみ合わない。

「多少銭一个?」    「○○○○○○」
「(だから)多少銭一个?」   「○○○○○○・・ イージィ ○○・・」
「(えっ・・ イージィ??)」
「(それって)一个?」    「○○○○○○・・ イージィ ○○・・」
「(だからぁ!)一个!!?」  「○○○○○○・・ イージィ ○○・・」

埒明かないこんなやり取りに 数分が過ぎていき・・・ 
どっちもどっち 自分が折れるということがない。 
あわび一個のことで。    それも水槽中で 一番小さなあわびのことで。
結局別の人の 「そうだよ、一個のことだよ。」 の一言で決着

「だから一個のことなんでしょ! 最初からそう言ってくれたらいいじゃん!」

   ん イージィ?

もしかして あわびの量詞が イージィ?
そうだった。 あわびは 一个 じゃなくて、一只(zhi) と数えるのだった。

中国人としての意地でもないだろうけど、「あわびは一只(zhi)」 を強気で力説しただけ?
それにしても、言葉の不自由な外人なんだから、「一个(一個)」 で大目に見てよ 
って感じは 脱ぐえないけどね。 

こんなに苦労(?)してオーダーした あわび。
焼いてもらったけど、二人の感想は 「たいしたことないね。」 だった。
一見シケタ淋しいテーブルのようだったけど、美味しいものを 程々 にいただけたということで。

負け惜しみじゃないよん。 

 


       気に入っていただけたら、クリック お願いします。
       人気blogランキングへ 人気ブログランキング・ランブロ
コメント

爆竹

2007-03-10 | ■娘と大連 2007/2
春節やお祝い事には なくてはならない 爆竹
以前 中国人の先生にお伺いした話によれば、、、
今のような爆竹を使う前は  を燃やし爆(は)ぜさせて音を出していたそう。
そもそも 爆竹 と言う言い方も ここから来ているそうな。

じゃあ、もしも・・・  だよ。
昔話の「さるかに」 のように 爆ぜさせたのが  ならば・・・
爆栗    ・・・   とは ならないね。


これまた、中国人情報。
昔、  =  ということが言われていて
迫ってくる鬼を 大きな音を立てながら追い払う・・・ こういう意味もあったんだって。
(わたしの記憶に間違いなければ)


ちなみに、餃子。。
お正月に向けて家族みんなで作って、おしゃべりしながら一家団欒で食べる風習の 餃子

なぜ、お正月に食べるのか
餃子 の  は 交わす(漢字の右部分) の意味があり、
 は <子の刻> すなわち0時のこと。
古い年から新しい年に変わっていく時に食べるもの・・ (ちゃんと食編になってるし)
こんなところから、餃子 の字は出来てきたというお話を聞いた。
この前の 迷你裙 とは違った意味で 上手い!
さすが、漢字の言葉作りの名人 中国 って感じだ。



さてさて、爆竹に戻ろう。
これは0時を前に、鳴らす準備に取り掛かるところ。
なが~い爆竹は、くるくる巻きになっている。

  

道路の端っこに伸ばしていく。
何メートルくらいあったかな。  とにかく長い

    

とんでもなくでかい爆音に 耳がどうにかなりそうだ。
昼に夜に鳴り続ける爆音の感想を 娘はこう言った。

「戦争のようだね!」    ホント そう 
まるで 戦禍の中を逃げ惑うかのような バーチャル体験

スゴイのは音だけでない。  火薬のニオイ、モクモクの白煙、降ってくる燃えかす・・・




鳴り終わってから大活躍するのは、清掃作業員さんたち。
掃除している傍らから また鳴り出したり・・・ と、おちおち掃除もしてられなかったりね。 

    

上海では、3万5000人の清掃作業員さんが街に繰り出したと言う。
そして、1450トンものゴミを一晩で片付けたそう。
大連でも あんなにあったはずなのに・・・  鳴らした先から片付けるといってもいいほど 綺麗に掃除されていた。



ビルの間だろうが、軒先だろうが道路だろうが どこからでも上がってくる 花火

    


燃えた後は、こんな感じ。
これは 20連発だね。
街を歩いていて よく見かけた花火屋さん。  
店内には こういう 連発花火 がうず高く積まれ 売られていた。

    


火事にならないのか
年明け早々の中山広場で けたたましくサイレン鳴らして走っていく 消防車 を見た。
    ・・・  二回 



    気に入っていただけたら、クリック お願いします。
    人気blogランキングへ 人気ブログランキング・ランブロ
コメント