ニイハオ! 我的朋友!

中国留学生活を綴ったのがこのブログのはじまり
今は日々のこと旅のことなど徒然に・・
そして加わった乳がんカテ

いろんなジンセイ

2010-12-13 | ● 芸術 文化 映画 音楽 本
今日は日本語研修会があった為、仕事を休んで参加してきた。
以前、日本語ボラ養成講座を受けた時にご一緒した方のお顔もちらほらと。
今は担当学習者はいないけれど、実践的で具体的な研修内容は参考になった。

帰りに何気なく立ち寄った本屋さん。。
街に出かけた日は必ずと言っていいほど、本屋さんを覗いてしまう。
欲しい本がある無しに関わらず。  本屋さんてなんか楽しい。
何て言ったっけ、機械で本が読めるやつ。 
便利だろうし、本がたまることもないだろうから、その辺もいいのかもしれないけど、
でも、携帯さえ持ってないわたしは、その 「なんとか」 というものは今のところ全然興味ない。
いつまでも、本は本で読みたいなぁ。 時代遅れかもしれないけど。 

今日の偶然の出会いは、この本。 

        

      「親からの虐待、不登校、いじめ・・・ 。 
        施設で育った彼女を救ったものとは?」     こんな言葉が帯に。

かつて施設に関わったことがある者として、読ませてもらいたくなった。
さっきまで読んでいて半分くらい読んだかな、このままいったら夜更かししすぎちゃいそうなので
明日に残すことにして。        NPO法人 日向ぼっこ


二ヶ月程前には、こんな本を読んだ。
                 
                


   いろんな人生・・・
   人それぞれの人生・・・

 確かに “人それぞれ” だけど、  “人それぞれ” というには・・・





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中原の虹

2010-12-08 | ● 芸術 文化 映画 音楽 本
『中原の虹』 四巻読み終えた。
登場人物が多くて、ん? この人誰だっけ? って系図に戻って確認し直したり
ひとりが幾通りも呼び名があるから、また、あれ?・・・ とか。  だったけど
でもやっぱり面白くて、かなり引き込まれながら読んだ。
『蒼穹の昴』 の登場人物では、史了(文秀) が一番好きだった。
『中原の虹』 にも出てきて、懐かしくもうれしい感じ。
今回読み進めながら、張作霖という人物にとても興味が沸いた。
そして当時の歴史をリアルに振りかえりたくて、ちょっと資料も見たりして。

これで 『蒼穹の昴』シリーズ9冊読破。 

     



四年前の瀋陽の旅を思い出しながら読んでいた『中原の虹』。
張作霖と張学良の官邸兼私邸 『張氏師府』 の 『大青楼』 の写真があった。
この本を読んでから行ったらもっとよかったなぁ。

     


こちらは、『瀋陽故宮』。
北京の故宮を先に観てたから、なんか小さくてしょぼいんじゃない・・ なんて思ったのが率直な感想だったけど、清朝はここから始まった訳で実はとても貴重な歴史的建造物。
もちろん世界遺産だったりする。
やっぱり読んでから行ってみたかった。 

      

崇政殿は2代目ホンタイジの宮殿。
入口の額には漢字と満族の文字で崇政殿と書かれている。

                               

国が発展中であることを表している上を向いた龍の彫刻があったり。   
崇政殿の玉座。

     

建築様式は漢民族、満州民族、蒙古民族の様式が融合しているそうだ。 


   

           


機会があったら、今度はじっくりたっぷり見学してみたいもの。







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奥 華子 CONCERT 弾き語り

2010-12-07 | ● 芸術 文化 映画 音楽 本
昨夜は、『奥 華子 CONCERT』 
職場の人たちと三人で行ってきた。
本当は娘と二人で行くはずが娘がどうしても間に合いそうないということで、職場の若いおともだちにお譲りした。
もう一人は、わたしなんかよりずっと前から大ファンの華ちゃんと同世代の方。
たまたまの偶然で一緒だったんだけど、三人ともとってもいいコンサートだったねって感じで帰ってきた。
人柄なんだろうね。
なんかほのぼのとして、すごく近くに居るようで、かわいくて、、、 。
ファンを、というか  をとても大事にする人なんだろなと思った。

知ってる歌はまだあんまりないけど、聴きたかった歌をたっぷり聴かせてもらってよかったよかった。
曲と曲の間のトークも朴とつで華ちゃんの人間性がよく出ていた気がする。
何かを生みだすってやっぱり凄く大変なことなんだろうね。
今回のCDを創るにあたって、曲が中々創れず悩んだり苦しんだりしたみたい。
曲が出来ないってことは今までも何回もあったそうだけど、今回はもっと深いところで色々な想いがあったらしい。
なんで歌ってるんだろ、わたし、とか、もう歌やめた方がいいのかな・・  なんて。
そん中、そんな想いを乗り越えて出来た歌を聴かせてくれた。
いい歌だなぁ、素敵な歌だなぁ、って思った。 

これまで何人ものコンサートに参加したことあったけど、今回のようなコンサートは始めてだった。
受付で貰ったアンケート用紙に記入お願いされて、あんなにみんなで紙に向かっている風景は見たことがない。
会場を出たところでホントたくさんの人たちが真剣に書き込んでいるんだから。
殆どそんなことしないわたしまで、じゃあ ってことで知らない人にペン借りて書いてきた。
溢れるばかりの回収BOX。

特にお願いされていた項目は、ふたつ。
  「あなたにとって奥華子はどんな存在? (だったかな)」
  「あなたの一番好きな言葉をおしえて。」   こんな感じの項目。

一緒に行ったふたりに何て書いたか聞いてみた。 当たり前だけど、みんなそれぞれだ。
それじゃあ、わたしは?
 「あなたにとって奥華子は?」 ・・・   ご近所の妖精
 「あなたの一番好きな言葉をおしえて。」・・・  だいじょうぶ!

好きな言葉かぁ、、、、 と色々考えてみようかと思いめぐらしてすぐくらいに浮かんできた言葉。
いろんな場面、いろんな相手、自分だったり誰かさんだったり。
こう言われたらほっとしないかな。 なんか安心しないかな。
そして、自信持てたりしないかな。
やっぱりいい言葉だと思う。  「だいじょうぶ!」

それからこれもコンサートでの初めて体験。
華ちゃんのハイタッチ!
コンサートが終わってさよならの時、出口でみんなとハイタッチしてくれた。
つい流れにのってわたしも ハイタッ~チ! 

たくさんいい歌あったけど、その中でもわたしが一番好きだったのはこの曲。
悩み苦しんだ後に生まれたという この歌だ。

      奥 華子 『元気でいてね』
     


一番最後はこの曲でしめ。
娘が一番好きな歌 だった。

      奥 華子 『Birthday』
     


「仙台公演、まさかのSOLD OUT」 だったんですね。      オメデト  
   okuhanako ココロレター








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『アンダンテ~稲の旋律~』

2010-12-01 | ● 芸術 文化 映画 音楽 本
大分前にチラシを見て気になっていた映画。
『アンダンテ ~稲の旋律~』 を観てきた。

      映画『アンダンテ~稲の旋律~』予告編
     



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民族歌舞団 ほうねん座

2010-11-22 | ● 芸術 文化 映画 音楽 本
土曜日は、ほうねん座 の稽古場公演だった。

      

太鼓や踊り、また民謡と二時間たっぷり楽しませてもらった。
知り合いの若い人たちも数人参加していて、みなそれぞれに輝いていた。 
公演の題名は、『 ○ 』。 
「文化の輪を紡ぐ事により世界中の幸せを願う舞台です。」 とのこと。

公式サイトを覗くとこんなことが書いてあった。 
「民族芸能は共同で生活する喜びを内包しています。」

遠い古の昔から、どうして人びとはあんなに踊ったのだろう・・・
踊ることはどういうことだったんだろう・・・   etc.etc..
うまく言えないけど、疑問というか、民舞や民謡の  のところ、、 
舞台を観ながら、ちょっと知りたくなった。

ところで、今月。
未だかつてない超豪華な月だった。 
「クミココンサート」 に始まって、演劇、「徳永コンサート」 そして民族芸能。
ひと月にこんな贅沢できるなんてこと、これからはもうないだろうけどね。 

と言いながら、来月もお楽しみひとつ。 
 「奥華子コンサート」
今年は、これで 「お楽しみ納め」 になるかな。 


                     民族歌舞団 ほうねん座 






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『 VOCALIST & SONGS 2 』

2010-11-19 | ● 芸術 文化 映画 音楽 本
待望の待望の徳永英明コンサート 『2010 VOCALIST & SONGS 2 』 に 行ってきた。 

       

徳永ワールド全開!
VOCALISTから半分、オリジナル半分って感じだったかな。
カバー曲もとてもよかったけど、オリジナルのイントロが流れ出すと
やっぱり会場の盛り上がりはぐっと違ってた。
「♪Wednesday Moon」 の時なんか1階席のたぶんファンクラブの面々だと思うけど、
立ち上がって踊りだして、もう凄い盛り上がりよう。
ギター轢きながら歌うの聴いたのわたしは初めてだったけど、やっぱりうまいなぁと思った。
声ももちろんいいけど、歌唱力が素晴らしい。

今回は初日に買いに行っても、3階席の端の端・・・  
買えただけよかったと、あの日は気を取り直したけど。
徳永さんも言ってた。
三日とも即日完売だったって。  今年は1日増えたのに、こんな状況。

やっぱりファンクラブ入らないと、いい席取れなさそうだ。
一階の一番前の中ごろ座ってみたいなぁ。 
音的にはあまり良くないだろうけどね。

帰りにCD二枚買ってきた。
8年前によく聴いていた 『INTROⅡ』。  1992年リリースのベストアルバムだ。
あの時はCDじゃなくて、カセットテープ。
図書館から借りたCDを録音して、小さなラジカセを枕元に置いてよく聴いてたっけ。
決まって眠れない夜に。
彼の歌を闇の中で聴きながら、眠れない苦しさもしだいに安らいでいく感じがしたものだ。
今回のコンサートで、当時よく聴いた曲が流れてきた時には、「そういえば・・」 って 
あの頃のことがちょっと思い出された。

そして、コンサートの一曲目、、、  『時代』
その歌、聴きながら大連の風景がよみがえった。

最初の 『VOCALIST』 が出てすぐの頃、CDを届けてもらった。
厳冬の大連、次々に変わるビルのイルミネーションを暖かい部屋の中から眺めながら、
いつも聴いていた徳永英明。
そんな風景が 特に 『時代』 を聴くと、今でも目の前に広がってくる。
一番好きなページを壁に貼ってたりして。   

            
    
       
来年も行きたいな。 


 スタッフブログ
           徳永英明 - 「もう一度あの日のように」 -
            





   
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「検察側の証人」

2010-11-18 | ● 芸術 文化 映画 音楽 本
先週、アガサ・クリスティ原作の舞台 「検察側の証人」 を観てきた。 (11日)
前半うかつにも娘に数回腕をつつかれたけれど、 後半はどんどん引き込まれた舞台だった。
あぁ、そうか! と 「どんでん返し」 が明らかになる少し前で見破って得意になっていたら、
「どんでん返し」 の 「どんでん返し」! 
アガサ・クリスティ凄い!!  って感じで面白かった。

役者さんはみな熱演されていた。
中でも主演の浅丘ルリ子さんの素晴しかったこと、さすがだ。

わたしはどちらかと言えば、演劇より映画の方が好みなんだけれど、今回のラストは圧巻だった。

マレーネ・ディートリヒ主演の映画、「情婦」 の方も見たくなった。



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29、速水御舟    (これで旅の話は終了)

2010-11-11 | ● 芸術 文化 映画 音楽 本
初めて訪れる 山種美術館(渋谷区広尾)
日本初の日本画専門の美術館として開館した歴史を持つ美術館。
『日本画と洋画のはざまで』 展覧会 が開催されていた。  

                
           

一番のお目当ては、速水御舟
数年前、日曜美術館で紹介された時から、何としても本物を観たかった。
御舟の最高傑作であり、また近代日本画史上における傑作としても評価が高い作品。
    「炎舞」・・・  
           
一番奥のこじんまりした個室の中で妖艶に燃えたぎる炎。
その中を光放つように舞う、蛾の群れ。
見事な作品に息をのむ。    炎舞   
出会えてよかった。  本気でそう思えた。




展示会場内の他の作品の中でも、心ひかれる一点があって、、、
それは迎賓館赤坂離宮「花鳥の間」を彩る、花鳥の七宝画の下絵。
とても素敵な色合いで、わたしはすごく好きだった。
「下絵」としてだけというより、そのままどこかの美術館にずっと展示してほしいと思うくらい。
作者は、渡辺省亭

心惹かれても、聞いたことのないお名前、、、
さてさて、どんな画家なのだろうと帰ってから調べてみた。
そしたら以前にも出会っていたとは、、、  おどろき!
やっぱりわたしは彼の作品が好きだったんだと改めて思った次第。

出会っていたのは、『切手趣味週間』 の名称で以前発行された特殊切手。
もう右側の一枚しか残っていないけど、確か何シートか買ったはず。
上から二番目の牡丹の絵がとても好きだった。
手紙やはがきを出す機会は減ったものの、郵便局で綺麗な切手や面白い切手が出ていると今でもつい買ってしまう。
あんな小さい枠の中に広がる美しい世界。
買っても使ってしまうから手元にはあまり残っていないけど、選ぶのも使うのも楽しみ。

            



                山種美術館




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28、シャガール

2010-11-03 | ● 芸術 文化 映画 音楽 本
京都からの帰り東京で一時下車し、東京藝術大学大学美術館へ。
歴史を感じる門構だ。

      


『 シャガール 
   ロシア・アバンギャルドとの出会い~交差する夢と前衛 』 展

      
      


わたしはシャガールの  が好きだ。

いつかフランスに行けたら
ランスの ノートルダム大聖堂 に配されたシャガールのステンドグラス、
みてみたいなぁ。 

              




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27、上村松園

2010-11-02 | ● 芸術 文化 映画 音楽 本
一ヶ月半位になるかな。
旅のこと書き込んでから。   いよいよ、最後。 
今回、京都旅の前後に東京で絵画展を三か所観てきた。

まずは、ずっと観たいと思って久しい 『上村松園展』 を目指し、東京国立近代美術館へ。

             


素晴らしかった、本当に。

         


会場で求めた「ポケットギャラリー」という絵画集に書かれていた松園の言葉・・

 「 私は大てい女性の絵ばかり描いている。
   しかし、女性は美しければよい、という気持ちで描いたことは一度もない。
   一点の卑俗なところもなく、清澄な感じのする香高い珠玉のような絵こそ
   私の念願とするところのものです。   ・・・・・     」

上村松園の女性たちは、みなとても美しかった。
が、 松園が語るように美しいだけではない女性たち。
凛とした品格、透明なまでの美しさ、また優しさ、そして静かに伝わってくる 「意思」。
単にきれいではない、深みを感じた。

明治の時代に女性の画家など、一体何人いたのだろう。
当時絵の道を続けて行くには、大変な苦労があったのではと察する。

自身も、「私も現在の絵三昧の境地に投入することが出来るようになるまでは、死ぬる程の苦しみを幾度もいく度も突き抜けてきたものである。」 と語っている。
そして、「あの当時の苦しみやたのしみは、今になって考えてみると、それが苦楽相半ばして一つの塊となって、芸術という溶鉱炉の中でとけあい、意図しなかった高い不抜の境地をつくってくれている。」 。

上村松園の生き様、命が生みだした芸術。
素晴らしい! と言えば、なんか薄っぺらい感じになってしまうようで嫌だけど、
でもホント素晴らしかった 

東京が終わって、今は京都で展覧会開催中。     「上村松園展」 in 京都



東京国立近代美術館前の庭に置かれたオブジェ。
竹でこしらえた動物たち。
これは、ぞうの足。  真中頃にシッポがかわいい。 

         




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