要は普通のキーボードの方をオーケストラにして、アナログシンセサイザーエミュレータをソロパートに利用しよう、と言う魂胆です。
ハードの型番を言った方が良いような気がしてきました。
キーボードはRolandのJUSTY HK-100で、これ自体はやや特殊用途(ブラスバンドの練習用)で、普通には同社のGO:KEYSを選択すると良いと思います。音色がGM2と呼ばれる豪華なセットに対応していて、遊べます。DominoのGM2用音色ファイルは別途導入しないといけません。
アナログシンセサイザーエミュレータはKORGのmicroKORG XLです。現在はmicroKORG XL+ (プラス)というのが売られているようです。中身はほとんど同じで、プリセット音色が主な変更点のようです。こちらは古き良きアナログシンセサイザー(mini MOOG相当)を再現しているので、GeneralMidiのような便利なセットはありません(探せばどこかにあるかもですが)。
で最初、このmicroKORG XLとパソコンの接続でドジしてしまい、USBでなかなか繋がりませんでした。今はうまく繋がっているようです。純正の音色エディタが使えますし、Dominoから発音させることもできます。
microKORG XLも経済的なマシンですが、こちらもプロが使っても不思議でない本格的な楽器です。
基本的にはつまみを回して、いわゆる減算式のシンセサイザーとして音色をつくります。しかし、簡易な、しかし十分なFM音源のオシレータも用意されていて、さらにシンセサイザーに不可欠なエフェクタが各種用意されています。
設定はいくつも作れますが、同時には2音色が選択できて、同時発音数は8音です。ソロ楽器としては充分でしょう。