「Law&Order」が好きだ!!(邪道にて)

海外ドラマ「Law&Order」が好きです。
とにかく叫びたいので、ブログに叫びます。

SVU S19-20「屈折した価値観」

2019-05-14 13:25:44 | ~SVU S19
カリシが言及していましたが。ターピン一家の事件をベースに、ですね。

「ターピン家みたい」って・・・・そのまんま、やんか(笑)

視聴者は、一家の事件を知っていますから・・・・米国ね。
世界的にも大々的に報道されましたしね。

家父長制のカルト集団・・・・うまく言い当てていますね。

さて、ドラマでは、ロリンズが違法捜査万歳!状態で。
先日エピで、キャボットと法の逸脱にアレコレ言っていたベンソンも、
ある意味「ある程度は・・・」的に見えました。
勿論、後からのゴタゴタは予想通りで。

こんな周知の事件をベースにしているし、
一体エピで何を訴えたかったのか?

ラスト、
なんとかエスターや兄弟姉妹を助けたいと奮闘したロリンズの放った銃弾が
エスターの死につながる・・・・という悲劇的な結末に。
気持ちのやり場の無いロリンズ・・・
後日教会に入る姿が・・・・

えっと・・・・原題が『The Book of Esther』=エステル記、です。
知らない?という方は・・・エステル記で調べてね~(ペコリペコリ)
旧約聖書の中の話です。歴史上あった話かどうかは??だとか。
有名な話ですね。
エステルという女性が、危険を顧みず同胞を救う話・・・端折りました(ゴメンね)

エスターもまた、兄弟姉妹を救ったと言えますし。
原題を、そういう視点で見ることできるかと。

また・・・・多分、コチラの方が重いのでしょうが・・・・
宗教とは?信仰とは?神とは?・・・・でしょうかね?
教会の中のロリンズを見て、この思いが強くなりました(私は)

この事件は、狂信的な信仰を持つ父親の犠牲となった家族のことで。
ドラマでは、母親までも夫(父親)に恐怖を感じでいて。
夫に従うことで、自分もそして子供も守れる、と思い込んでしまって。
母親もある意味洗脳されている・・・ですね。

信仰の怖さ惨さを描いています。

一体信仰とは、どういうものなのだろうか。
それは、個人個人の心の中にあるもので。
恐ろしく狂気に満ちているもので。
同時に、自分には耐えられないであろう重荷を一緒に背負ってくれる。
そう信じられる存在でもあり。

信仰の様々な姿を、見せつけられた気がしました。

私的には、原題が効いたかな、と思っています。

また、少女と思えたエスターが27歳の成人女性で。
未成年者として保護できない。自由意志で父親の従っている。
とくりゃ・・・・どうにもならんってことも見えましたし。

細かいことですが・・・ボーリング場の家族写真は・・・・異様でしたね。
実際のターピン家も動画サイトなどで、
家族円満な様子を配信していたとか・・・・怖い怖い。

このボーリング場の部分は、短いシーンですが
家族の異様さを強く印象付けられたと思いますよ。

ロリンズは・・・・どうですかね?
このロリンズの言動には、賛否あろうですが。
でもエスターを救えなかった、それどころか自分の放った銃弾が・・・
は、ちょっと酷だったのでは?とも思えましたがね。

そして教会のシーンは・・・・う~ん、原題に沿っていると思う反面、
安直だなぁとも・・・・ゴメンゴメン・・・・


謝って、退場します~~~(ペコリペコリ)










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