「Law&Order」が好きだ!!(邪道にて)

海外ドラマ「Law&Order」が好きです。
とにかく叫びたいので、ブログに叫びます。

SVU S19-16「神の領域」

2019-05-12 18:25:04 | ~SVU S19
最終弁論 被告人フランチェラ医師の弁護士

フランチェラ医師からの移植手術で
元気になり生活を営んでいる子ども達のビデオ映像を見せながら

「・・・ジェシカの10歳の誕生日です。
 ・・・これはバンドの練習に励むエリン。
 ・・・ロビーはバスケットチームで活躍中です。
 
 (ビデオ映像を止めて)
 フランチェラ医師の尽力で、臓器移植を受けた子たちです。
 法律を守っていたら、助けられなかった。
 
 確かに彼女は罪を犯しました。
 一方で、法律では切迫した事情があれば犯罪とみなされない
 可能性があります。
 
 (子ども達31人の笑顔の静止映像を見せながら)
 ・・・これらが・・・切迫した状況の実例なのです」


最終弁論 検察 ストーン

陪審員席に近づき話しかけながら
「臓器提供の意思表示は 各個人の判断です。
 政府の判断でも、彼女の判断でもない。
 決定権は、あなた自身にあるのです。
 
 ベルカンプ夫妻は、娘に代わり判断する権利を
 放棄していませんでした。
 被告人は、ペン1本でそれを盗んだのです。
 まだ機能している臓器をゾーイの体から盗み
 こっそり傷を縫合しました。

 弁護人は結果を盾に、正当化しています。
 
 誰の結果?
 
 被告人は遺族のみならず
 皆さんの決断力も軽視した。
 単なる違法行為ではない。
 価値観を押し付けた。
 彼女は、神を気取っていたのです」

評決
32件の第2級文書偽造罪 すべて有罪

*************


原題『Dare』・・・「あえて・・・する」
挑戦、大胆、思い切って、などなど・・・その方向で
邦題の「神の領域」は、まぁ台詞(誰だっけ?)の中にあったような・・・
アレレ~ストーンの「神を気取って」なのか?
他にあったような気もしたが・・・
まぁ、フランチェラ医師の行動や考えを、まぁ不遜さを「神」と。

*************


少女ゾーイが、不慮の事故で亡くなる。
運び込まれた病院での治療の甲斐もなく・・・
両親は絶望に打ちひしがれるが・・・
しかしゾーイの胸に傷跡を見つける。
臓器を取り出していたのだ・・・・両親に無断で・・・

腎臓、肝臓、心臓が取り出されていた。
その中で心臓は、もうバッファローに空輸される寸前だという。
心臓移植を待つ少年がいるのだ。

寸前でヘリコプターを制止するベンソン。
パイロットは食い下がる。
今届けなければ少年は死亡するかもしれない、と。
パイロットは、自分の独断でいいから空輸させてくれと懇願する。

一旦待て、とベンソン。
ゾーイの両親に説明する。
臓器移植を待つ子供がいるのは分かるが・・・・
自分たちも愛する娘を失った絶望を理解できていない。
そして無断で臓器を取り出されたことに対する怒りと悲しさも加わる。
そこに、臓器移植の同意のサインを、と求められても・・・・

特にゾーイの母親は、どうしても納得できない。
承知するベンソン。
臓器移植を待つ子供のことを気にかけつつも・・・

フランチェラ医師は、過去に35人の臓器を摘出していた。
同意書に署名した遺族は4組しかいない。
残る31組は、署名していない。無断で摘出を・・・
加えて同意書にはサインがあるが・・・これはフランチェラ医師自身が署名していたのだ。

ベンソン、そしてゾーイの両親から話を聞くストーン。
フランチェラ医師を、文書偽造で起訴することにする。
人命救助という側面もあるが・・・・

裁判で持論を貫くフランチェラ医師。
子供を失った親に、臓器摘出について判断を迫るのは酷だ。
だから・・・「同意するだろう」という認識のもとで・・・時間がないのだ。

ゾーイの心臓を待っていた少年ハリーが証言する。
移植しないと死んでしまう・・・3年前から待っているのだ。
適合しないという現実の中、やっと・・・・しかし・・・・

ハリーの存在に心を乱すゾーイの両親。
自分たちが裁かれているような感覚が・・・
ゾーイの父親はハリーと両親に挨拶をする。
許して欲しい、と・・・
それが自分に出来る精一杯のことだ、という風に。

フランチェラは、無償で行っている。
その反面多額の寄付を関係機関に行っている。
そして寄付金を送る際に証明されている名前は・・・・

法廷 検察の反対尋問
ストーンは、フランチェラ医師に寄付金について質す。
名前は・・・・彼女の息子の名前・・・・
医師の息子も心臓病で、臓器移植を待つ身であったことが分かる。
亡くなってしまった息子・・・・
ストーンは、追求する。
死亡した子供に対して、全力で治療したのか、と。
勿論、とフランチェラ。
ストーン
「・・・・もしあなたの息子なら、ためらわず心臓を摘出しましたか?」

無言のフランチェラ・・・・

そして最終弁論・・・・評決が下る。

禁固刑にするかどうか・・・・と話し合うベンソンとストーンに連絡が。
ハリーが亡くなった、と・・・・・・

*************

これネェ、確かに重い。そして答えなど出てこない。
それは・・・まぁ誰にでも分かるだろうけどね。

ンじゃ、私の感想を。
あぁ、SVUに辛口です。ごめんなさい。
でも、本家にも辛いからネェ・・・・御理解下さいマセ。
嫌なら・・・・読まないでね、としか(ペコリ)

ゾーイの両親、ハリーの両親。
正直、この2組の両親の声があまり聞こえてこない。
ゾーイの両親の葛藤は、まだ出てきたとは思うが。
例えば・・・夫婦で互いの意見をぶつけ合うなどの
本音の言葉が出てきていない・・・だから分からない。
ハリーの両親も同様。

では誰が代弁するのか?
ベンソンがかなり語っています。
ベンソンが先導する・・・・これがSVUのパターンです。
だから・・・・SVUは人気がある、と私は思っています。
だから・・・・私はSVUは・・・・以下お察しアレ。

でもねぇ・・・・他の多くの海ドラの中では
やはり!L&Oシリーズは別格だと思っているし
SVUを見ると、「コレ!コレ==!!」と感涙するほど嬉しいよ。
んでも、感想はたま別問題だからネェ。

ストーンが反対尋問で
フランチェラを神の領域から、人間の身分に引き摺り下ろす。
これが、ちょいと中途半端だと思ったので。
これね・・・・フランチェラも息子への臓器提供者を待っていたのでしょ?
でも現実にはなかなか・・・・だったろうし。
子供の臓器移植では・・・親は悲しみの中で判断できない場合も多々あろうし。

そういう母親の心境・・・・恨みや憎しみとまでは言わないが
「なぜ・・・その臓器で生きられる子供がいるのに・・・」
という気持ちにはなったでしょう。ね。

ストーンは、死亡した子供に対して、全力で治療したのか?と。
自分の息子だったら、ためらわずに心臓を摘出したのか?と。
問うています。
私は、そこにもうひとつ!
臓器提供に同意しない親に対して、何を思ったのか?
ここを問うて欲しかった、と。

私が考えた質問の方が、明らかにキツイし酷い。
だからこそ・・・・フランチェラが、ゾーイの両親、ハリーの両親と
同じ立場になることができ・・・・代弁者となれる。

ベンソンでは・・・・あまりにも綺麗ごと過ぎる・・・
ごめんなさい、ごめんなさい・・・・SVUファンの皆様(誤るからね)

それと、いちいちストーンの父親(ベン様だがね・笑)を
持ち出さなくてもいいから・・・・
何のために?と思いますが。
無理やり感満載で・・・・困るのですがネェ(ゴメン)

文書偽造での起訴、は良いと思います。
倫理を問わなくてもいいから・・・問えないし(ネェ)

長々と書きましたが・・・
L&Oで長々記事を書くなんて・・・と自分でも・・・呆れております(笑)
今更、ねぇ(ウンウン)








 
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« SVU S19-15「親がわり」 | トップ | SVU S19-17「ピエロの仮面」 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

~SVU S19」カテゴリの最新記事