・・・・・・・・・・・・・・・・・・・続きです
マッコイ 反対尋問
「・・・16人の方々は亡くなりました。インフルエンザが原因です」
「さっき聞いた証言は、あんたの意見と違うようだが。
だが気の毒には思う。何が原因かは別にして」
「偽ワクチンが危険と結びつくと、思っていなかったのですね?」
「あぁ、少なくとも重大な危険とは」
「自分は、どんな重大な危険ももたらしていない・・・そうですか?」
「そうだ」
「・・・Mr.ピータース・・・・映画『第三の男』を見たことは?
(弁護士&判事、疑問)
被告人は、重大な危機を予見できなかったと、言っています。
その心理状態を、もう少し知りたいのです」
(判事、了承。ピータースに答えるよう促す)
「・・・オーソン・ウェルズの映画?昔見た」
「ウェルズは、闇の商人を演じています。
ペニシリンを薄めて売り、悲劇的な結果に。たくさんの死者が。子供も死んだ。
(弁護人、異議を)
裁判長、似たような状況なので、類似しやすいと思います。
(判事、異議を却下)
観覧車の有名なシーンを、覚えていますか?」
「あぁ、覚えている」
「ウェルズが友達と乗った観覧車が、てっぺんで停止する。
そして、友達がウェルズに、こう聞く・・・
“なぜやった?”“金のためだ”とウェルズは言う。
友達はゾッとして、“良心はないのか?恥ずかしくないのか?”と。
ウェルズは、はるか下の地上にいる人々は指さして言う。
“広場を歩き回っている人々は、とてもちっぽけだ。
下に見える点の1つが、突然動かなくなったら心が痛むか?”
・・・食塩水をワクチンと偽り、スクラー達に売った時、何を想定していましたか?」
「・・・彼らが他の人に売ることだ」
「ワクチンとして、使われることは?」
「・・・あぁ、想定していた」
「患者たちの危険が、分からなかった?彼らは点にすぎないと?
遠くの取るに足らない・・・突然動かなくなっても、あなたは何も感じない」
弁護士、口を開く。判事、マッコイを制止「主張は分かった」と。
評決 第2級故殺で有罪。
アレックスに褒められて、ちょっと御満悦なマッコイ(笑)
そして15年の刑期を、16人分累計することを求めると。240年の刑に。
法廷 量刑審理
刑期の累計を求める検察。
240年?と叫び、「計算は合っている」と褒められる(ウソ笑)ポラック(笑)
「食塩水を売っただけで?」
しかし、さすが!で、法的根拠も御披露。
「・・・“同一行為による複数の刑罰は、同時執行される”と刑法に」
「犯罪行為それぞれの独立性を明らかにすれば、累積も認められます。
御存知のように、被告人は偽ワクチンを複数の買い手に売りました。
各販売は、別々の行為です」
「全体として、1つの大きな計画で、累積は不適当です」
判事
「私は不適当だと思うのは・・・
君の依頼人が16人殺して、15年で出所することだ・・・」
そして、刑罰の累計を申し渡す。被害者、1人1人の名前を挙げながら・・・
総括 マッコイ&アレックス
「有り難う御座います。私の約束を守ってくれた」
「もうムチャな約束は、するなよ」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・感想は次で
マッコイ 反対尋問
「・・・16人の方々は亡くなりました。インフルエンザが原因です」
「さっき聞いた証言は、あんたの意見と違うようだが。
だが気の毒には思う。何が原因かは別にして」
「偽ワクチンが危険と結びつくと、思っていなかったのですね?」
「あぁ、少なくとも重大な危険とは」
「自分は、どんな重大な危険ももたらしていない・・・そうですか?」
「そうだ」
「・・・Mr.ピータース・・・・映画『第三の男』を見たことは?
(弁護士&判事、疑問)
被告人は、重大な危機を予見できなかったと、言っています。
その心理状態を、もう少し知りたいのです」
(判事、了承。ピータースに答えるよう促す)
「・・・オーソン・ウェルズの映画?昔見た」
「ウェルズは、闇の商人を演じています。
ペニシリンを薄めて売り、悲劇的な結果に。たくさんの死者が。子供も死んだ。
(弁護人、異議を)
裁判長、似たような状況なので、類似しやすいと思います。
(判事、異議を却下)
観覧車の有名なシーンを、覚えていますか?」
「あぁ、覚えている」
「ウェルズが友達と乗った観覧車が、てっぺんで停止する。
そして、友達がウェルズに、こう聞く・・・
“なぜやった?”“金のためだ”とウェルズは言う。
友達はゾッとして、“良心はないのか?恥ずかしくないのか?”と。
ウェルズは、はるか下の地上にいる人々は指さして言う。
“広場を歩き回っている人々は、とてもちっぽけだ。
下に見える点の1つが、突然動かなくなったら心が痛むか?”
・・・食塩水をワクチンと偽り、スクラー達に売った時、何を想定していましたか?」
「・・・彼らが他の人に売ることだ」
「ワクチンとして、使われることは?」
「・・・あぁ、想定していた」
「患者たちの危険が、分からなかった?彼らは点にすぎないと?
遠くの取るに足らない・・・突然動かなくなっても、あなたは何も感じない」
弁護士、口を開く。判事、マッコイを制止「主張は分かった」と。
評決 第2級故殺で有罪。
アレックスに褒められて、ちょっと御満悦なマッコイ(笑)
そして15年の刑期を、16人分累計することを求めると。240年の刑に。
法廷 量刑審理
刑期の累計を求める検察。
240年?と叫び、「計算は合っている」と褒められる(ウソ笑)ポラック(笑)
「食塩水を売っただけで?」
しかし、さすが!で、法的根拠も御披露。
「・・・“同一行為による複数の刑罰は、同時執行される”と刑法に」
「犯罪行為それぞれの独立性を明らかにすれば、累積も認められます。
御存知のように、被告人は偽ワクチンを複数の買い手に売りました。
各販売は、別々の行為です」
「全体として、1つの大きな計画で、累積は不適当です」
判事
「私は不適当だと思うのは・・・
君の依頼人が16人殺して、15年で出所することだ・・・」
そして、刑罰の累計を申し渡す。被害者、1人1人の名前を挙げながら・・・
総括 マッコイ&アレックス
「有り難う御座います。私の約束を守ってくれた」
「もうムチャな約束は、するなよ」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・感想は次で