UK、S2、開幕です!
原題『Broken』、コレは日本語にすると、意味が多種多様に。
でも、何となく多くがエピ内容に当てはまるような気もしました。
ベースは、本家S10-2「無邪気な悪」
そして、事件の元ネタは、マリー(メアリー)・ベル事件。
1968年イングランド、ニューカッスルが舞台の事件です。
えっと、本もあります。
「マリー・ベル事件―11歳の殺人犯 」
「魂の叫び―11歳の殺人者、メアリー・ベルの告白」
「マリー・ベル事件~」の方は、事件の背景&裁判等のドキュメンタリー作品。
「魂の~」は、出所したその後の本、ですね。
私は「マリー・ベル事件~」の方を読んだのですが、スゴイですよ。
やはりドラマというもので描くことができないアレコレが・・・
宜しかったら、読んでください。
出所後本は・・・あんまり、気が進まないナァって感じです(ゴメン)
先日、記事にも書きましたが、
元事件がイングランドなので、UKの方々には、頑張っていただかないと!です。
さて、視聴しましたが・・・良かったと思いますよ、私は。
殺人事件が~というよりも、社会問題として提起しているように思えました。
ウ~ン、やはり自分達の事件&問題として、取り上げているようにも思えましたし。
検察&鑑識の方々が、すっごく悲痛になっているのが、痛々しい。
勿論、子供が子供を殺す、という事件性もありましょうが
笑いを挟む余地なし!って感じもしましたね。真面目に語ろうって感じで。
まぁ、ロニー&マットの、ソーセージ論争位は、仕方ないか(笑)
それと、キャッスルの十二指腸虐待(笑)話も。
その前に、スティールが、ローズの弁護士に
「胃が悪くなるわよ」風に言われていたので、余計に笑ったが。
ペイジ&ローズ・・・・
ペイジも、巧みにウソをつきますが・・・
アレ?爪を噛むって設定なんだ~と思ったら、ココかッ!(笑)
ペイジのウソをつくってことは
母親のIQのことなどを加味すると
もう、自分が自身と母親を守るという立場になっているんだぁって思いました。
だから、自分達を守るために、ウソをつく少女って感じで。
そしてローズの母親は・・・もうお約束状態で。
殺されたコナーの母親が、検察で訴えていました。
ローズも被害者だと。自分は知っている、と。
勿論、コナーにした行為を、受け止めることはできない。
だから、何故このようなことを行ったのか?
そして、本当の犯人は一体誰なのか?突き止めて欲しいと。
また、↑の方に気を取られてしまいますが
周囲=社会の反応についても述べている。
ローズを追い詰めれば良いという人々。
そして、名も知らない人達がコナーを憐れんでくれる・・・・
それは、一見正しいように思えるが
では、この事件が発生してしまった「根っこ」=理由を
分かろうとしないではないか、という痛烈なメッセージがあったように思いました。
事が起これば、認知され、アレコレ騒ぎ立てる。
では、何も起こらなかったら、誰も騒がないし、無関心だ。
でも、その中で、必死に生きている子供達がいる。
劣悪な環境、では済まない虐待の日々。
そんな境遇の子供達に、正義を突きつけるのか?
コナーの母親の嘆きを、私はそういう風に聞きました。
加えて、ローズの弁護士の・・・これまたお約束な設定が(笑)
売名って・・・だから、弁護士だ、正義だ、等々言っても
子供を利用し、自分に利益&欲望の為の存在としか認知しない人々が
まぁ、社会の至る所にいますって、ことでしょうかね?
こうやって、スティールの怒りが、法廷で爆発!
あぁ、吹き替えも視聴しましたが、日本語でも爆発していましたよ。
今回、スティールの鼻息が荒かったのが、聞こえた気がしましたが・・・
私の、気の迷い、でしょうかね?(笑)
・・・・S1でも、スティール、「最低の母親だ!」と叫んでいた記憶が(違ったっけ?)
また、法廷での、ペイジ&ローズの無邪気さを・・・
どう捉えるべきなんでしょうかね?
今回は、この事件=2人の少女を取り巻く環境、
そして、社会の混乱をメインにしていたように思う反面
2人の少女の内面や思い等が、あまり語られていなかったように思います。
なぜか?
それは、やはり・・・事件性(&残虐性)、そして配慮を感じましたが。
配慮は、加害者&被害者、どちらに対してもです。
ペイジ&ローズ
法廷では、粛々と進行していくのに
互いに笑顔で手を振ったり、髪を気にしたり・・・
ローズも、被告人席で、髪ゴムをいじったり、脚で遊んだりしてましたが。
何をしたのか、ということを、本当に自覚してないのか?
自覚していても、気にしていない、ということなのか?
この「気にしていない」は
精神的疾患が影響しているのか、それとも残虐さを持ち合わせているのか?
この辺を語らない、または、不透明にしているように思いました。
まぁ、この辺は、スッゴク描写等々も難しいと思うのですが。
ペイジが、コナーを可哀想に思い、周囲に玩具を置いたり
家に帰そうと上半身を持ち上げたり、と言っていました。
コナーの口の中には、はじけるキャンディが、あったの、覚えています?(冒頭)
これも、お菓子をたべさせようとした、との解釈もできますしね。
・・・・確か・・・ベース本家では、口の中に電池が、だった記憶が。
弁護士は「電池で生き返ると思った。自覚していない証拠だ」といい
検察は「これこそ残虐性の現れ」という方向だった記憶が・・・(うろ覚え)
さすがに、UKは、ここまでは出来なかったんだなぁ~って思いました。
ベースがあっても、異なる切り口&ラスト・・・イイですネェ。
私は、やはりUKにはこういうことを望んでいたので・・・
こういう感じが続いて欲しいナァ、と思っております。
私の予想(全く当てにならんが)では、S2は面白くなりそう!です。
まぁ、主要2人の退場もありますし・・・
このメンバーでの最後、ですしネェ。
決して!マッコイ・エピが多いから!!では、ありませんよ~(言い訳風・笑)
原題『Broken』、コレは日本語にすると、意味が多種多様に。
でも、何となく多くがエピ内容に当てはまるような気もしました。
ベースは、本家S10-2「無邪気な悪」
そして、事件の元ネタは、マリー(メアリー)・ベル事件。
1968年イングランド、ニューカッスルが舞台の事件です。
えっと、本もあります。
「マリー・ベル事件―11歳の殺人犯 」
「魂の叫び―11歳の殺人者、メアリー・ベルの告白」
「マリー・ベル事件~」の方は、事件の背景&裁判等のドキュメンタリー作品。
「魂の~」は、出所したその後の本、ですね。
私は「マリー・ベル事件~」の方を読んだのですが、スゴイですよ。
やはりドラマというもので描くことができないアレコレが・・・
宜しかったら、読んでください。
出所後本は・・・あんまり、気が進まないナァって感じです(ゴメン)
先日、記事にも書きましたが、
元事件がイングランドなので、UKの方々には、頑張っていただかないと!です。
さて、視聴しましたが・・・良かったと思いますよ、私は。
殺人事件が~というよりも、社会問題として提起しているように思えました。
ウ~ン、やはり自分達の事件&問題として、取り上げているようにも思えましたし。
検察&鑑識の方々が、すっごく悲痛になっているのが、痛々しい。
勿論、子供が子供を殺す、という事件性もありましょうが
笑いを挟む余地なし!って感じもしましたね。真面目に語ろうって感じで。
まぁ、ロニー&マットの、ソーセージ論争位は、仕方ないか(笑)
それと、キャッスルの十二指腸虐待(笑)話も。
その前に、スティールが、ローズの弁護士に
「胃が悪くなるわよ」風に言われていたので、余計に笑ったが。
ペイジ&ローズ・・・・
ペイジも、巧みにウソをつきますが・・・
アレ?爪を噛むって設定なんだ~と思ったら、ココかッ!(笑)
ペイジのウソをつくってことは
母親のIQのことなどを加味すると
もう、自分が自身と母親を守るという立場になっているんだぁって思いました。
だから、自分達を守るために、ウソをつく少女って感じで。
そしてローズの母親は・・・もうお約束状態で。
殺されたコナーの母親が、検察で訴えていました。
ローズも被害者だと。自分は知っている、と。
勿論、コナーにした行為を、受け止めることはできない。
だから、何故このようなことを行ったのか?
そして、本当の犯人は一体誰なのか?突き止めて欲しいと。
また、↑の方に気を取られてしまいますが
周囲=社会の反応についても述べている。
ローズを追い詰めれば良いという人々。
そして、名も知らない人達がコナーを憐れんでくれる・・・・
それは、一見正しいように思えるが
では、この事件が発生してしまった「根っこ」=理由を
分かろうとしないではないか、という痛烈なメッセージがあったように思いました。
事が起これば、認知され、アレコレ騒ぎ立てる。
では、何も起こらなかったら、誰も騒がないし、無関心だ。
でも、その中で、必死に生きている子供達がいる。
劣悪な環境、では済まない虐待の日々。
そんな境遇の子供達に、正義を突きつけるのか?
コナーの母親の嘆きを、私はそういう風に聞きました。
加えて、ローズの弁護士の・・・これまたお約束な設定が(笑)
売名って・・・だから、弁護士だ、正義だ、等々言っても
子供を利用し、自分に利益&欲望の為の存在としか認知しない人々が
まぁ、社会の至る所にいますって、ことでしょうかね?
こうやって、スティールの怒りが、法廷で爆発!
あぁ、吹き替えも視聴しましたが、日本語でも爆発していましたよ。
今回、スティールの鼻息が荒かったのが、聞こえた気がしましたが・・・
私の、気の迷い、でしょうかね?(笑)
・・・・S1でも、スティール、「最低の母親だ!」と叫んでいた記憶が(違ったっけ?)
また、法廷での、ペイジ&ローズの無邪気さを・・・
どう捉えるべきなんでしょうかね?
今回は、この事件=2人の少女を取り巻く環境、
そして、社会の混乱をメインにしていたように思う反面
2人の少女の内面や思い等が、あまり語られていなかったように思います。
なぜか?
それは、やはり・・・事件性(&残虐性)、そして配慮を感じましたが。
配慮は、加害者&被害者、どちらに対してもです。
ペイジ&ローズ
法廷では、粛々と進行していくのに
互いに笑顔で手を振ったり、髪を気にしたり・・・
ローズも、被告人席で、髪ゴムをいじったり、脚で遊んだりしてましたが。
何をしたのか、ということを、本当に自覚してないのか?
自覚していても、気にしていない、ということなのか?
この「気にしていない」は
精神的疾患が影響しているのか、それとも残虐さを持ち合わせているのか?
この辺を語らない、または、不透明にしているように思いました。
まぁ、この辺は、スッゴク描写等々も難しいと思うのですが。
ペイジが、コナーを可哀想に思い、周囲に玩具を置いたり
家に帰そうと上半身を持ち上げたり、と言っていました。
コナーの口の中には、はじけるキャンディが、あったの、覚えています?(冒頭)
これも、お菓子をたべさせようとした、との解釈もできますしね。
・・・・確か・・・ベース本家では、口の中に電池が、だった記憶が。
弁護士は「電池で生き返ると思った。自覚していない証拠だ」といい
検察は「これこそ残虐性の現れ」という方向だった記憶が・・・(うろ覚え)
さすがに、UKは、ここまでは出来なかったんだなぁ~って思いました。
ベースがあっても、異なる切り口&ラスト・・・イイですネェ。
私は、やはりUKにはこういうことを望んでいたので・・・
こういう感じが続いて欲しいナァ、と思っております。
私の予想(全く当てにならんが)では、S2は面白くなりそう!です。
まぁ、主要2人の退場もありますし・・・
このメンバーでの最後、ですしネェ。
決して!マッコイ・エピが多いから!!では、ありませんよ~(言い訳風・笑)
被害者の母親の言葉には正直考えさせられました。
本家よりもこの問題の持つテーマのようなものに
鋭く切り込んだかなと思いました。
社会全体でこの問題に向き合わない限りローズに
罰を科しても意味がないと言いたかったのかなと
スティールさん、
毎度のことながらだらしない母親に
めっちゃ厳しいですね。
スティールの怒りが目立つし、ここが山場だと思いますが
制作側が、最も伝えたいことは、コナー母親の言葉だと思います。
ローズの母親を、責めている風に描いていますし
視聴者は、「その通り」って思う、かも、ですが
この母親も、やはり虐げられた子供だったろうし・・・
母親の無軌道振りを示すことで、彼女自身も~という部分も出しているかと。
本家では、少女の為とは、どういうことなのか?って部分が軸で。
それと、少女自身の邪悪さ(これは精神的問題も含めて)
を結構描き出していましたが
UKでは、そういう風に描いていないことに、フムとなりました。
ドラマとしての時間差もありますし
こういう問題に対する意識の変化、そしてやはり自国か否か
ってこともあろうかと。
ところで、スティールが何気に洒落ているので、オォ!と感嘆(笑)
タイなし&ボタン外し&マフラー、とは・・・!
クッ!!検事長も、この位洒落てくれれば・・・(無念の涙)