「Law&Order」が好きだ!!(邪道にて)

海外ドラマ「Law&Order」が好きです。
とにかく叫びたいので、ブログに叫びます。

CI S2-13「逆理論の悲劇」<2>

2015-07-07 18:12:31 | ~CI S2
時間が~!!!!ですので、突っ走ります(ペコリ)

原題『See Me』=私を見て、私を分かって(理解して)と、結構幅広く。
で、私を参照(参考)にして、って意味も・・・
コレは、エピ内で、様々に考えられえるかと。

これは・・・私的に、ちょっと参ったなぁ~でした。
といいますのは・・・・こういう内容に弱いってことでして。
あぁ~って感じでした。哀しいなぁって。

これ、思ったのですが、
非常にCIの持ち味が効いていたのでは?と思っています。
本家、SVU、TBJ、LA、UK・・・・これでいいかな?(何か見落としてる?)
これらでは、真似出来ないCI独自の視点、だと。

本家をはじめ、このようなエピはあります。
優秀な人物が実は・・・ラストも哀れなって。

しかし、CIでは、他とはぜんぜん違う。
それは、もうお分かりですね。ゴーレンですね。
ゴーレンは・・・まぁ、「犯人の気持ちが分かる」といえば、そうなんですが。

私は・・・犯罪に関しては、理解したくないだろうし。
しかし、犯罪に至る経緯=心境は、分かるってスタンス。
今回も、ダイサートにとても優しい視線で・・・・
ダイサートが、自分の罪を自覚した?かどうかですが
多分したのでしょう・・・自覚したが、理解したかは???かと。
または、悔いたかも???かと。

まぁ、そんな感情部分が混濁していて。
その混濁さに、ゴーレンの視線は優しかったなぁ~と。

他では、この優しさは出ないと思いますがね。
同情はするが、ゴーレンまで近くに寄り添うことは、できないんじゃないかな。

ここで、自分の母親のことを言っていましたね。
母親は32歳の時に発病した、と。

この一連の場面は、弱いので・・・ウワァァァァァって思いながら。

しかし・・・・残念。私的に残念なのは・・・
ラストですね。

カーバー&エイムズ
「精神疾患による無罪を申し立てる。
 社会への危険が消えるまで、入院すると。
 ダイサート氏は、同意したよ」
「金銭に関係なく加担した、だなんて」
「・・・・ゴーレン刑事は?」
「電話に・・・何も聞かないで」

必死に電話で何か話しているゴーレン。
その後、足早に立ち去る姿が。

電話相手って、母親でよいでしょうか?
で、母親に会いに行ったってことで、よいでしょうか?

もし、この解釈なら・・・・
多くの方々は、ここは感動場面でしょ!と思うでしょうが、
私は・・・「ここまで、ご丁寧に見せなくても・・・」な心境でした。

ウ~ン、マッコイの放り投げで、鍛えられた身(笑)では~
って!このPC!!!!!
マッコイで、カタカナに変換しないわッ!(怒怒怒)
・・・・・・・・・・教育的指導しなくては!!!!(ビシッ)

そこは、こちらが、想像するような演出をお願いしたいと・・・
はい、申し訳ありません。これは、多分私ひとりでしょうかね?(知らんが)

前回(でしたっけ?)
ゴーレンが、父親を殺害した娘を止められなかった!と大後悔していましたが
ちょっと・・・・オーバーな・・・と思いましたので。
今回も、そこまで・・・・そこは、こちら(視聴者)にお任せいただきたいかと(ペコリ)

と、でも、ここまで見せるから、人気があるともいえるから、ネェ(シミジミ)

それと・・・ダイサートさんが焦点となったので
あまり構われていない(笑)ガルシア夫婦。
夫婦の弁護士
「証言すれば、軽窃盗罪を軽減してもらえますか?
 罰金も払い、施設の運営免許を、今後も持ち続ける」

なかなか強気。
まぁ、殺人は犯していませんが・・・詐欺罪もあるのか?

で、やはり強気なのは、施設が必要とされている、からなんだろうなぁって。
本家のS5の「殺人ヘルメット」のラストも、そうだったし。
管理者が悪いから閉鎖で、めでたし、じゃないんだよネェ。
と、この強気さから、思い出しましたわ。

で、ゴッホ、ですか。
ダイサートの診療所(医院?)、ゴッホが飾られていましたね。
だから・・・あぁ、この医師が精神的に~か、と分かりましたがね。

で、ゴーレンの言葉
「ゴッホは愛を証明するために、耳を商売女に渡した。
 でも彼の本当の思いは、誰も知らない」

コレだけ聞くと、ゴッホが商売女を愛していて、耳を渡したって解釈になりますが
ちょっと・・・・それは、確かといえないかと。
まぁ、耳は娼婦に渡した、のは本当らしいし、
またゴッホ本人が、自分で自分の耳を切り取ったのも、本当らしいのですが。
まぁ、本人の言がないらしいので・・・
よくゴーギャンが絡んでいる、と言われますが。
どうなんでしょ?
コレが確か!って言い切れない私です。
気になる方は、調べてね(丸投げ~)
あぁ、ゴッホ自身は~失調症?躁うつ病?と言われていますね。

それと、ゴーレン、白髪が目立つような~?
S1から比べると・・・
やはり大変なんだろうなぁ、ドノフリオさん=ゴーレン演じるのが。
こんなにゴーレン次第のドラマなんだから・・・・

と、ドノフリオさんのお疲れモードが気になった私です。
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CI S2-13「逆理論の悲劇」<1>

2015-07-07 18:09:57 | ~CI S2
取調室 ダイサート医師、弁護士 ゴーレン&エイムズ

・・・・・・・・・・・・・・・
「・・・医学的説明なんか、ないんだ。彼の行為は見ての通り。
 州立の眼球解体屋さ・・・・彼に人格など・・・
 彼は、心のない、強欲で、どん欲な遺体安置所の解体屋さ。
 相手が、統合失調症なら、医師が金のために目を切り刻んだと
 訴えても、誰も本気にしない」
「デタラメだ。これは解体じゃない。治療だ。
 この切開は、毛様小帯を弛緩させるためだ。
 これは遠視治療で、レンズを削る必要があった」

・・・・・・・・
「・・・説明してください。彼らをどう助けたのかを」

「我々が知覚する情報の80%は目から入り、その信号を脳が解釈する」
「彼らは、失調症患者です」
「彼らの幻覚は、情報を取り込む時に起きる。情報が壊れているんだ」
「壊れている?目のせいで?」
「いや、レンズのせいだよ。
 壊れた情報が、皮膜下の混濁部分に当たる。この部分が・・・」
「視神経を覆う」
「そうだ。だから脳に正常な情報が行かない。
 私は、レンズの汚れを取り除くために、混濁部分を切除する」
「つまり・・・清浄なレンズは、大量の光を視神経に渡す」
「そうだ。大量の光が網膜を刺激し、幻覚がなくなる」

「・・・・実際の成果は?」
「・・・・まだだ・・・・
 最終段階の手術を、君らが中断したんだ」
「つまり、幻覚を取り除けば、失調症も完治する。
 そういう事ですか?」
「そうだ。そして患者は、病から解放される」
「薬を飲む人は病人。飲まなければ、病気にならない・・・」

「そうか・・・この治療法は・・・何というか・・・革命的だ。
 いつ発見しましたか?」
「医学部の最終年に」
「休学した直後だ。(ジッとゴーレンを見据えるダイサート)
 専門を変えた時ですね」
「あぁ、そうだ。なぜ知っている?」
「先生の経歴に興味があって・・・なぜ休学したんです?」
「・・・あぁ、疲れてしまって。
 何をすべきか、頭を整理したかった」
「(頷くゴーレン)それで、アムステルダムへ。
 その時、興味を持ったんですか?ゴッホに
 (と、ファイル(!)から、ゴッホの画集を取り出すゴーレン)」

「以前から好きだったんだ」
「だが休学中に彼の絵は、特別な意味を持った。
 失調症と接点のある多くの人々と、同様にね。
 だが、分裂という表現は誤りで、
 精神の制御ができない、と言うべきだ」
「それも違う。これは、壊れた刺激への反応で、
 感覚器異常という、外科的病変が原因だ」

ゴーレン、ゴッホの画集を開き、ダイサートに見せる。
そこには、ゴッホの自画像が。
有名な自画像。耳に包帯を巻いている自画像だ。

「・・・このこと?
 (自画像を見つめるダイサート)
 ゴッホは、愛のために耳を切断した。
 だが、自分の混乱させる幻聴を止めるために切ったとも。
(視線を逸らすダイサート。例のごとく追い詰めるゴーレン)
 これがヒントに?
(今度はダイサート、ゴーレンを睨み付ける)
 問題は、脳にあるんじゃない。
 目に、耳に、指先にある。
 ・・・だが脳には・・・あなたの脳は健康だ。
 自分を医学部のトップにした脳が、自分を裏切るなんて。
 (視線を合わせようとしないダイサート。
 そのダイサートの視線を追うゴーレン)
 耐え難いでしょう・・・
 先生は何歳の時でした?27歳?私の母は32歳で・・・」

「私は正常だ」
「いいや、それは違う。あなたは、失調症だ」
「そんな・・・あり得ない・・・私の手法は、適切だ・・・」

ゴーレン、ダイサートの肩に手を置き
「症状が出たんだ。10年前に。
 ヨーロッパに逃れ、誰にも言わず、
 傷ついた知性で、問題を解決しようとした。
 そして行き着いたのが、ゴッホとこれだ・・・
 (ダイサートが手術した患者の目の写真を見せる)」

「違う、違う。私は、自分を制御できる」
(立ち上がるダイサート。傍に近づくゴーレン)

「誰かが気づき、入院させられるのを、あなたは恐れている」
「バカなことを」
「あなたは、ローランド氏が恐ろしかったんだ。
 “この精神科医は、気づくかもしれない。
  医師をやめさせられるかもしれない”と。
 あなたの治療で、患者は運命を変える」
「そうだ」
「薬も汚名も、まっぴらだ」
「そうだ」
「恐怖や恥辱も。自分を救わねば。ローランドを止めねば」
「あぁ」
「彼を、殺すしかなかった」
「・・・・そうだ」

再び、ダイサートの肩に手を置くゴーレン。
今度は、優しさと哀れみが・・・

「・・・・仕事に戻らないと・・・・」
「ああ」
「仕事に戻らないと・・・・(近づくエイムズ)
 お願いだ。仕事に戻らせてくれ・・・・」



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・続きます 
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