「Law&Order」が好きだ!!(邪道にて)

海外ドラマ「Law&Order」が好きです。
とにかく叫びたいので、ブログに叫びます。

CI S2-11「つまらない女」

2015-07-03 16:23:34 | ~CI S2
原題『Baggage』、まぁ手荷物、と訳しますね。
船や飛行機の荷物、で使われるそうで。
えっと被害者のジェニーは、手荷物を管理する部門でしたっけ?
申し訳ありません・・・覚えが・・・違っていたら、御指摘下さい(ペコリ)
また、別の意味で、嫌な言い方で「お荷物」って感じの表現もあり。

で、スラングでは・・・過去を引きずった人(精神的感情的な)
また恋愛に不向き人を、表す時にも使用。
例えば・・・・子持ち、アルコールや薬物の中毒持ち、借金持ち・・
悪いことを持っている=お荷物持ちってことね。

うまいこと、言いますねェ(褒める私)

これ、地味なんですか?人気無い??
私は、アラ、面白いワァって思ったんですがね。

キース、動機が・・・・ホォって。
こういう、一見「常識アリのイイ人風」がコレ・・・
お高い女が好みって訳ね。
でも、相手にされない・・・で、自分を偽って。
しかし好意を寄せるジェニーは、全く眼中ではない。
それよりも、苛立つだけ。
平凡な女に好意を寄せられる自分・・・同じレベルなのか?
その苛立ちが殺意の動機・・・

まぁ、自分の窃盗が~という事もありますが。

なんだそりゃ?的動機であり、殺人ですよね。
申し訳ないが、「そんな理由で、殺すか??」と御思いの方、大多数かと?
しかし、これが人間じゃないかな~って私は思います。
他人から見たら「何それ?」ってことに執着し、常軌を逸する。
本人にとっては、人生を左右する大問題なんですよ、多分。
しかし他人から見たら・・・・

ここが、人間の闇というか、狂気というか・・・どうしようもないというか・・・
今回、そういう部分が出ていて、私はウンウンと・・・喜んでいましたが。

私は、セクハラ・トリオ(で一括り・笑)の取り調べが、なかなか良かったかと。
それぞれの言い分を、交互に見せていましたが。
それぞれの言い分が、噛み合わない・・・で、トリオの共謀はないってゴーレン判断。

このエピ、前半最初で、キースが怪しいって分かっちゃいますよね。
ジェニーは、犯人の車に乗った。
セクハラ・トリオの車に乗るだろうか?
ジェニーが亡くなる前に、ロッカー室での嫌がらせシーンを見せていました。
これ、伏線だよねぇ。そう、思いましたが。
だって、これ見せてから、ジェニーが殺されてって・・・
そんな、さっき敵対していた奴らが犯人とは・・・違うよネェ。

トリオは、窃盗で御座います。
で、後半は狙いを定めたキースの動機を探るお仕事で。

セクハラや、女をバカにしたような男ばかりなので
エイムズが、ムカッとしています。
で、何気にゴーレンが、気遣い役で・・・ボビーは気遣いの人だなぁ(と感心)

先程、ジェニーは犯人の車に乗った=犯人を信頼しているからでは?
という推理が成り立ちますが・・・もうひとつ。
クッキーも、登場。仲直りのクッキー・・・・一体誰へのプレゼント?
トリオではない・・・では??誰だ??ですよネェ。

バー ステフィを口説こうとするキース。
そこに・・・
「・・・どこの航空会社なの?」
「私は、トランスユニオンの事業部長だ」
「ストの予定でも?」
「今は、仕事のことを忘れたい」

そこに、陽気なエイムズが・・・
「ハイ!キース?
 私、コンコルドで飛んできたところよ。
 あなたが社長になったら、コンコルドを何機か買うべきね。
 ・・・・(ステフィに握手を求めて)
 私は、アレックスよ」
「私は、ステフィ」
「まぁ、素敵な名前ね!
 ねぇ、輸出王のボブを覚えている?」

と、ステフィの隣に、ゴーレン登場
 「やぁ!アレックスの仕事もすごいよ。
  “シバの女王”という仕事だ」
笑って誤魔化そうとするキース
「冗談だよ」
「いや、冗談じゃないよ。輸出王にシバの女王。
 そしてキース、君は、航空会社の事業部長だ」
「ねぇ、キース・・・・
 素晴らしい仕事について、3人で語らない?
 (手錠を見せて)招待状もあるのよ」
「そうだよ、キース。ぜひ、来てくれ」

とキースを引っ立てて、コンビ退場~(笑)

なぜゴーレンが、輸出王なのか??
で、調べる・・・英語では「shipping magnate」と言っているようで。
これは、海運王、と訳した方が、「あぁ」って納得できるようですね。
輸出王って・・・ウ~ン・・・海運王でお願いしたいと(ペコリ)
エイムズは、シバの女王ですね。これは英語でも一緒。
まぁ、お高い女王様的イメージでよろしいかと。
で、シバの女王が仕事とは・・・・職業欄「シバの女王」(笑)

と、お笑いも健在でしたね(笑)

そしてキースに弁護士さんをチョイスさせるのも・・・作戦で。

取調べ室 キース、急遽キース担当になった女性弁護士
ゴーレン&エイムズ

徐々にキースの正体を暴いていくゴーレン
・・・・・・
「・・・これは恥ずかしいことだぞ、キース。
 女性に、本性を知られてしまった」
「誤解しないでくれ」
「俺は、こう思っている。
 君は、自分を邪魔する女性が許せない。ルチアやジェニーだ」
「ジェニーは、“私に助けられた”とノートに書いていたはずだ」
「だが、邪魔になった」
「彼女は、同僚の男たちに殺されたんだ」

「クッキーを焼いた相手に?」
「・・・・そのことも、ノートに?」
「いや、書いてない。君が、彼らに渡したのか?」
「そうだ、“仲直りの印だ”と伝えたんだ」

指をパチンと鳴らすゴーレン・・・芝居がかっていますね~。
「今、心配そうな顔をしたな」
「いや・・・一体何の話だ?」
「クッキーのことさ。
 ノートには何でも書いてあるのに、クッキーのことは・・・記述がない」
「・・・それが、どうして重要なことなのかな?」
「ジェニーは、君のためにクッキーを焼いたんだ」
「いや、違う」
「彼女は、君に対して、思いを寄せていたからだ」
「さぁ、知らないナァ」

「君なら・・・気付いたはずだ。
 だって、彼女が落ち込んだ時、慰めてやったんだろ?
 ジェニーは、君を見つめた。牛のような目で」
「失礼だぞ!」
「俺には分かったぞ・・・ジェニーは、君を愛したんだ。
 (ニヤッと笑うゴーレン)だが皮肉にも、彼女の行動は・・・
 君にとって、困ることばかりだ。」
「違う」
「女を口説くけなくなる。そうなったら君は・・・ジェニーだけだ。
 残念賞だな」
「あり得ないな」
「あら、どうかしら(エイムズ・・・全くキースが気に入らないのね)」
「ジェニーのような女性と、私が一緒に歩くとでも?」

「別に構わないだろ?
 カクテルドレスは似合わないが、お高くとまっていない。
 すぐベッドにも入ってくる」
「(気分を害した表情のキース)
 そんなこと、決してさせるものか」

ここで女性弁護士、キースに声をかけるが、キース、高圧的返答。
そこにエイムズが映る・・・・
ここは、キースが「自分には手が届かないような、お高い女性が好み」
としつつも、本当は女性蔑視の男だということを、ハッキリ現しているかと。

・・・・・続けるゴーレン
「かたくなな態度だな。・・・ジェニーは、つまらない女か?
 君の仕事やオフィスと同じだね」
「ジェニーは、誰にも相手にされない女だよ」
「君も同じだよ。(ゴーレンの言葉に、不快感満載なキース)
 世間体が気になるんだろ。
 “ジェニーしか、相手にしてくれない男” だからな」
「何を言っている・・・私は、もう少しマシだよ」
「だがジェニーは、誤解していたから・・・君は罰を与えたんだ」
「・・・私じゃない」

「キース・・・彼らの車だったら、ジェニーは乗らないよ。
 彼女は、君だけを信頼していたんだ。君が殺したんだよ。
 ジェニーの姿に、自分自身が重なったんだろ。
 つまらない自分が見えたから、腹立たしかったんだろ?
 計画も邪魔されて、君は本気で怒ったんだ。
 君を愛するなんて、もってのほかだ。
 だから、君は、彼女を殺すしかなかった・・・」

「やめろ!!!!!」
大声を出し、デスクを両手でたたき出すキース。

「あれは、罰だったんだ!」
「その、ろくでなしの女が、つきまとうから・・・!」

逆上するキース・・・・


冒頭、ジェニーの殺され方について
エイムズが「力任せに殴って、(トランクに)放り込んだって感じ」と言っていました。
このラストのキースの逆上をみると、
この殺し方も、道理で・・・となりますわ。

で、ラスト
「男の欠点は、ないものねだりだな」
「違うわ。しゃべりすぎることよ」
とエイムズが〆て(笑)終了~で御座います。

えっと、ゴーレンの台詞の中で「牛のような目で」と言っていますが・・・
これはあまり上品ではない言い回しで・・・
えっと「色目を使う」って感じで捉えれば宜しいかと。

誰にでもあるような、心の黒い部分を見れたようなエピでした。
って、もしかしたら、このエピ面白いワァ~って
言っているの、私だけ????

・・・・・・・まさか『CI』でも、少数派では・・・・・!(笑)
という、不安な心を隠しつつ(笑)退場させていただきます(ペコリ)
コメント
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