「2014年 燕の旅 PART2 登録有形文化財を訪ねて ~先人の情熱と、その継承~」
シリーズ3回目は、「玉川堂」でっす。
「ぎょくせんどう」
「玉川堂店舗(旧主屋)」「玉川堂土蔵」「玉川堂鍛金場」「玉川堂雁木(がんぎ)」の、
1ヶ所4件の登録です。
昨年、鎚起銅器の製作過程を見学させていただいたり、
都内一流デッパートでの展示販売会にもお邪魔したこともありまっす。
興味のある方は、「旅行記」「自称・燕市PR大使」のカテゴリーから
過去の記事を探してみてくださいませね。
あちらに見えますのが、玉川堂でございます。
登録年月日は、2008年7月8日。
所在地は、燕市中央通。
戸隠神社、サンロード宮町の近くです。
JR弥彦線燕駅より、徒歩5分。
「雁木(がんぎ)」。
先人による、降雪対策ですね。
建設年代は、大正期。
玉川堂の鎚起銅器は、
「記録作成等の措置を講ずべき無形文化財」(文化庁)
「伝統的工芸品」(経済産業大臣)
「新潟県無形文化財」(新潟県)に指定されています。
さらに、
玉川宣夫氏は、「重要無形文化財保持者(人間国宝)」。
本来ならば、おいそれと近づける場所ではないのです。
それでも行ってしまうのが、わたしです。
ごめんくださ~い。
奥の、「玉川堂店舗」に向かいます。
建設年代は、明治末期。
・・・シーーーン。
おやっ?
トントン、カンカンという、鎚で銅を叩く音が聞こえません。
おおの、めった!
なんと、日曜・祝日は、定休日でした~。
不法侵入?
盗撮?
すみません。すぐ出ます。
「土蔵」は大正期、
「鍛金場」は大正期/昭和前期 増築の、趣ある建造物。
そのなかで、年季の入った職人さんから若手まで、
日々、黙々と作業をしています。
そのパワーにより、建造物もイキイキとしています。
おいそれと近づける場所ではないのですが、
見学や、鎚起銅器体験イベントも開催しているそうで~す。
玉川堂に、幸あれ!
次回は、シリーズラストの訪問地「大河津分水洗堰」でっす。
くづつ。