「波浮・文学の散歩道」をのぼり、
「波浮見晴台」に着きましたが、せっかくなので、
この巻では、違うルートから、見晴台へ行ってみることにしましょう。
再び、波浮港へ舞い戻ります。
ヒューーン。
♪着いた 着いた♪
波浮港から、山を仰ぐと~。
ムムッ!?
見えますろうか。
山の稜線、中央の辺り。
ほんの少し、緑がありません。
いったいぜんたい、あの部分はなんなんだ~~~!?!?!?
行ってみましょう。
トイレットの脇道を、登ってみます。
ゼーゼー、モーモー。
階段の途中で、振り返ってみますと、
この高さです。
う~~~ん。
いいですね~~~。
植物から生気をもらい、再び、上昇しまっす。
ゼーゼー、モーモー。
こ、こんなに、登ってきたんだ~。
我が足腰よ、もうひと踏ん張りだぜよ。
フウフウ。
おお。
舗装された、大島一周道路が見えてきました。
いま来た道と、大島一周道路の分かれ目のところに、
どどん。
「波浮港 近道 →」
ゼーゼー、モーモー。
う、うむ。
確かに、近道ではあります。
ゆるやかな勾配で、長い距離を歩くか、
きつめの勾配で、短い距離を歩くか。
足腰と相談の上、お選びください。
この近道を作った方々の汗と涙は、ただならぬものだったと推測・・・。
頭が下がります。
おやっ。
周囲を見渡すと、
ず~ぽ(ポーズ)をとった男性に出会いました。
「秋廣平六翁之像」
秋廣平六さんは、波浮港を開いた功労者です。
失礼があっては、なりません。
こんにちは~。
富山県小矢部市のシンボルキャラクター・メルギューです。
よろしくメル~。
そなたは、メルギューくんと申すのか。
1703年の元禄大地震と津波により、波浮の池と海がつながり、
わし、秋廣が中心になって開拓を行い、
1800年に、波浮港として開港したのじゃよ。
まァ、この見晴台で、美しい波浮港を見てちょうよ。
わしは、毎ンち見てるけど、まったく飽きることないぜ。
ハ、ハイッ!
おお~~~。
まぁ、すてき~~~。
んん!?
い、いま、新潟県燕市の、分水おいらん道中PR隊の、
きららん嬢がいらしたように見えたが・・・。
気のせいだったか~~~。
ここには、
「波浮・文学の散歩道」の、与謝野鉄幹の文学碑や、
♪・・・アンコォ~~~♪
みやっこっ!
「アンコ椿は恋の花」
作詞:星野哲郎 作曲:市川昭介
歌碑もあります。
メルギューくんも、都はるみちゃんになりきって、
2階席いちばん奥の端の席にいるお客さまに、目線を送っていますな。
みんな~、見てる~~~!?
四季つれづれ。
住民や旅人のこころを解き放つ「波浮港見晴台」。
ぜひ、お運びくださ~い。
おすすめですわろう(癶Д癶)☆キラッ
あ、あれ、また・・・!?!?!?
次は、「みはらし休息所」でっす。
くづつ。