阿波池田・祖谷・阿南の旅（つたはーん・編）

阿波池田のまちを散策していると、
ふいと、蔦監督のお姿をお見かけすることができます。



池田バスターミナルにて。



眼差し、口元、ウェーブのかかった白髪・・・。
非のうちどころのない、二枚目といえる（ミツコの主観です）。

悲しいことに、2001年、77歳という若さでこの世を去りました。

うむむ。
なんとかして、蔦はんに会える術はないものだろうか。
・・・な～んて、そんなことが、叶うわけ



あった！？！？！？
こ、これは、夢か、まぼろしか～～～！？！？！？



まじまじ。
見れば見るほど、蔦監督でっす。
ギュ～～～。いたた。
状況はよく分かりませんが、ご挨拶しましょう。



蔦はん。



初めまして。ぺこり。

・・・なになに？
蔦はんではなく、「つたはーん」さんでしたか。
しし、失礼しました。

そう。
つたはーんは、
2014年の春、
27年ぶりに、選抜高校野球大会の出場を決めた池田高校と、
三好市の活性化を後押しするために
誕生したキャラクターなのです。



ノックは朝飯前。



お酒も、お好きなようです。



今も昔も、日本全国に、高校野球部の監督はおられますが、
キャラクターになった監督さんは、そうおるまい。

ミツコは、子どものころから、
蔦監督は不老不死だと信じていたので、
訃報を聞いたときには、深い喪失感を覚えました。

あれから14年。
こうして、つたはーんと対面することができて、
感無量です。
地元・池田に、蔦監督を大切に思っている人が
大勢いる証ですもの。
ミツコの思ったとおり、蔦監督は、不死身だったのだ。



「つたはーんスポーツタオル」
1,000円で発売中。



つたはーんスポーツタオルを元に、
製作されたバッグもあります。



こちらは、完全受注制。
気になるかたは、阿波池田商工会議所青年部に
お問い合わせくださ～い。

つたはーんに会いたーい、というかたは、



９月21日（祝・月）四国酒まつり　秋の陣
池田町、駅前通りのふらっとスクエアにお運びくださ～い。



つたはーん。
阿波池田商工会議所青年部のみなさま。
お時間を割いていただき、
ありがとうございました。
ブログ掲載へのご理解、ご協力も、感謝いたします。

幸あれ！

蛇足ですが、参考までに、当ブログの過去の記事をば。
「強うなるんじゃ！」（前編）
「強うなるんじゃ！」（後編）
「背番号のないエース（白川　進・編）」

「PART１　阿波池田」の最終回、
「池田高校・編」へ、くづつ。

明日もがんばるぞ！

阿波池田・祖谷・阿南の旅（池田温泉・編）

お腹もくちくなったところで、
ゆったりとお湯に浸かりたいわね。
「どん」を出て、２分も歩くと～（ミツコ調べ）。

おおっ。



「ゆ」の文字。
「池田温泉」でっす。



♪牛乳石鹸　よい石鹸♪



「入浴料」
え～っと、火牛（かぎゅう）は、いかほどかしら。
火牛の設定はありませんでしたが、大人は400円。
１回分のシャンプーやリンスー、ボディソープも販売しているので、
気ままに立ち寄ることができます。



・・・フ～～～。
心身の緊張が、いっぺんにほぐれるわ～～～。

適温、たっぷりのお湯。
個人的には贅沢なようですが、
地球全体で考えると、エコロジーだそうです。



地元の方々とも交流できるし、
なんといっても、
手足を伸ばしても、なお、ゆとりある浴槽。
ありがたい。
はぁ～。
来てよかったなぁ～～～。

脱衣場（メルギューくんは、はいてませんけど）には、
懸垂器があります。
ようし、やってみよう。

オイッチニ、



サンシッ。



ふう、休憩、休憩。
ようく身体を拭いてから、ソファーへ。



ん？
なぜに、銭湯に懸垂器があるのだ～～～！？



ややっ！
「池田高校野球部専用」の、お風呂道具置き場が。

そう。
「池田温泉」は、
池田高校野球部ヤマト寮生御用達の、銭湯なのです。
格安にて提供。常連さんも公認だそうです。

う～む。
ただでさえ、代謝のよい高校生。
練習で汗を流し、肉体を酷使したあと、
このようなお風呂に入れるなら、
明日からの練習もがんばれるってものです。

シカァモ、
内装が、メルヘン仕様でした。
乗り物の絵が張ってあります。
女湯には、動物さんの絵があるそう。
お泊り保育で、ちびっこたちが利用することもあるそうで、
なるほど、こりなら、
お風呂が大好きになっちゃうわね。





儲け度外視で、粋な計らいをするご主人。
心意気だけでなく、お顔も、かぁっこいいんだから～。



なお、番台から、脱衣場は見えない間取りになっております。
恥ずかしがり屋の方々も、安心して脱衣できまっす。

「池田温泉」のご主人、
ブログ掲載のご理解、ご協力をありがとうございました～。

幸あれ！

「つたはーん・編」に、くづつ。

阿波池田・祖谷・阿南の旅（海鮮丼 どん・編）

駅前通り。



アーケードがあるので、
雨が降っても、へいちゃらです。



「海鮮丼　どん」



こちらのお店は、
その名のとおり、どんぶりものの専門店。

海鮮スペシャル丼、サーモン丼、いくら丼、
かつ丼、親子丼、おい丼など、
種類も豊富です。



地元のかたのみならず、
ラフティングのガイドさん、外国人観光客の方々にも
人気のお店。
ミツコがアルマゲ丼をいただいている際も、
スポーティーな若者たちが、
快活にお箸を動かしていました。

「どん」は、
池田高校野球部員の胃袋も支えています。

近くにある野球部ヤマト寮の寮生に、
格安にて、食事を提供。

食べ盛り、伸び盛り、
練習でクタクタの野球部員の食事量たるや、
かなりのものでしょうけども、
ご主人と奥さま（多分）の懐の深さは、
大海そのものです。

ご主人は、年に１度、
横浜で音楽の演奏もなすっているとか。
視野が広いからこそ、できる行為なのでしょうね。

なお、ヤマト寮も、
某重機メーカーさんの厚意によるところが大きいそうです。



う～～～、食べた、食べた～～～。
ゆうに、２人前はあると思われる分量でした。
食材とご飯のバランスが絶妙で、完食。
ごちそうさまでした～。

「どん」のご主人、奥さま、
ありがとうございました。

幸あれ！

「池田温泉・編」に、くづつ。

阿波池田・祖谷・阿南の旅（故蔦監督邸・編）

さらに歩を進めると～。



風情のある屋敷が。



既視感のある佇まいでっす。



頑丈で立派な造り。
きっと、住んでいらっしゃるかたも、
がいな人で、あるんでないで？

どなたさんが住んどるんかいな。

・・・ややっ。



「蔦　文也」って、書いてある・・・！

なになに？
たばこ資料館の並びに、「故蔦監督邸」があるのは、
うだつのまち歩きマップに記されているし、
TV番組や新聞等で、蔦邸は紹介されていたので、
そんな三文芝居はおやめなさいって？

は～い。



蔦監督は、池田高校野球部を、
甲子園大会において、優勝３回、準優勝２回に導きました。



残念ながら、2001年４月に、77歳で亡くなり、
キミ子夫人も、2015年２月に鬼籍に入られました。91歳でした。
それでも、いまもこうして、
池田のまちで存在感を示しています。

「山あいの町の子供たちに　一度でいいから大海を見せてやりたかったんじゃ」
その一念で、野球指導に取り組み、
ここに「蔦寮」をつくり、生活全般もをふくめ、部員を育てました。

蔦邸がなければ、
甲子園大会での快進撃はなかったかもしれないし、
わたしが、
蔦監督や池田高校を知ることもなかったかもしれない。

ありがとう、蔦邸。



さて、現在の池高野球部員の食事は、
いったいぜんたい、どうなっているんだ～～～！？

「海鮮丼　どん・編」に、くづつ。

明日（もう今日）も、がんばるぞ！