アントンK「趣味の履歴簿」

趣味としている音楽・鉄道を中心に気ままに綴る独断と偏見のブログです。

ブルトレ併結時代~EF66「さくら・はやぶさ」

2022-04-21 20:00:00 | 鉄道写真(EL)
東海道線から定期寝台特急が消えて10年以上もの時間が経過した。(最終列車は2009年3月だった)。それまでアントンKにとっては、鉄道撮影の中心的存在だった列車だけに、あの時は何時になく感慨にふけっていたことを思い出す。実際、夜行寝台列車自体は、東北線を走る「北斗星」が存続していたが、やはり特急列車そのものの品格が違い、同列には出来なかったのだ。蒸機で運転されていた時代から継承された列車名は、やはり重く深いものだ。最後は貨物用機のEF66がけん引していたとしても、アントンKには最後まで憧れの列車だったのである。
東海道線ブルトレの晩年、ご承知のように伝統ある2つの列車が併結されて運転される事態になっていった。併結運転そのものは、関西圏の夜行寝台列車で先行していたものの、東京まで連ねてやってきていた列車が併結すると聞いた時は、やはりショックを隠せなかった。「動くホテル」として華々しくデビューした20系客車から始まり、最後は24系やら14系やらのごった煮編成で力走していたのである。
掲載写真は、併結運転開始間もない頃の特急「さくら・はやぶさ」。運転開始が、1999年12月であり、冬至間もない時期と重なって撮影が難しかったことが思い出される。また新調した併結マークが、淡い色合いで撮影しづらかったことも懐かしい。この列車自体、短期間の運転に終わり、最後の東海道ブルトレ「富士・はやぶさ」へと継承されるのである。

1999-12-07    4列車 EF66 48    さくら・はやぶさ  



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