毎年恒例となったJR貨物広島公開を告げるヘッドマーク取り付け。その公開日も終了し貨物列車も普段の光景に戻った。約1か月に渡り機関車に装着されるヘッドマークは、毎年種類が変わり、機関車に装着といっても片エンド側のみであるため、場合によっては前面にマークが出ないケースもあり、ことのほか煩わしい。
今ではインターネットの普及で、事前に情報がキャッチできてしまうから、少し調べればわかるようになったが、それでも煩雑に日本列島を駆け巡る機関車に目を光らせ、マーク装着列車を撮影することは、ある意味魅力的に映り、この時期の風物詩にもなっているのだ。
今年は同一のデザインマークが4台の機関車に装着されたが、時期同じくして新鶴見区のEF65にもJR30周年記念のマークが掲げられたため、いつにもまして機関車ファンの方々は盛り上がっていたようだった。アントンKもいつになく最初は張り切っていたつもりだが、今月の長雨で戦意喪失してしまい、大した写真は撮影できていない。そんな中から何とか今回掲載するのは、成田線に入った時のもの。EF65は更新色とはいっても、全検出場後間もない2063号機であり、機関区の職員の方が自らデザインしたマークは、この65PFの車体色によくマッチしていると思うので、ファインダーの中に現れた時は、いつになく気持ちが高ぶってしまった。アントンKの考えるベストな角度ではないが、山影に入る直前の夕日の中で捕らえることができたので満足の一コマとなった。
2017-09-29 1092ㇾ EF652063
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