アントンK「趣味の履歴簿」

趣味としている音楽・鉄道を中心に気ままに綴る独断と偏見のブログです。

185系引退に寄せて~電車御召の思い出

2019-12-10 20:00:00 | 鉄道写真(EC)

来る2020年(令和2年)は、何かと区切りの年になるかもしれない。個人的にももちろんだが、鉄道趣味においても春の改正は大きなものになるというから、今は期待と不安が入り混じっている心境なのである。その改正を待たずして、相模線のJR乗り入れが始まっているが、いつもの川崎界隈にも新しい風が吹き、アントンKにはまだ馴染まない列車が時折姿を見せている。

最近E261系という新型電車がデビューし、マスコミをも賑わせていたが、これが来年から新しい「サフィール踊り子」として運転を開始する。鉄道ファンの間では、通常の「踊り子」号に使用されている185系の方が車齢が古く、先に引退すると思われがちだが、実際には車両数からか251系の方が先に旅立っていくようだ。とはいえ185系も最後の国鉄型特急電車と言われ、今後を考えても後を追う形になってしまうだろうから、あのモーター音を耳にする機会も減ってしまうことになるのだろうか。185系がデビューした1981年、まずは観光特急の「あまぎ」に投入されるのではなく、153系の運用に入っていった。車両の両端に幅広めの出入り口があり、これが特急車か?とも思ったが、今までにない白地に斜めのグリーン帯は、当時のインパクトは絶大だった。153系との混結運転も見られ、特急車なのに急行「伊豆」にも投入されていた。そんな185系も来年から大きな動きがありそうである。

ここでは、185系電車使用の御召列車を掲載しておく。御召電車と言えば、それまで157系と決まっていて、御料車ならぬクロ157が必ずお目見えとなっていたが、時代も変わり、JR化後は185系電車に置き換わり、クロ157も登場せず、サロで代用となった列車も数多く運転されていた。今回は、寄居御召とされる列車で、クロ157を期待しながら線路端に立ったが、無念にも裏切られ中途半端な写真に終わった思い出ある画像。地元の児童さんが日の丸を振り、歓声を上げていたのが懐かしい。

1993-05-13     両毛線御召列車 185系



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