アントンKの原点とも言うべき、三鷹電車区近郊。学生時代、自転車にまたがり、よくこの界隈まで出向き遊んでいた思い出深い場所だ。1970年代のことだから、ざっと45~6年前まで遡ってしまう。何という長い年月だろうか。こう思うと、人生なんて案外短いものなのかもしれない。
そんな当時からあった、三鷹電車を南北に跨ぐ人道橋が、近く取り壊されるという情報を聞きかじった。自転車で行き来していたから、たもとに駐車して階段を駆け上り、よく電車区にいた車両を眺めていたものだった。金網が高く撮影には向かないはずだが、それでもチャレンジしている当時の写真が残されている。中央線本線は、今では電車区横から高架線へと続くようなスロープが始まっているようで、景色そのものが車両たちを含めて様変わりしているから、無くなる前に一度再訪したいと考えているのだ。
掲載写真は、その昔、模型店とともにセットでよく出掛けていた時代のスナップ。EF64の貨物列車の背後に写る陸橋が、今回話題にした人道橋である。太宰治ゆかりの陸橋だったとは最近知ったというおとぼけのオチまで付いていた。
1975-08-27 487 EF64 32 中央東線:三鷹-武蔵境
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます