アントンK「趣味の履歴簿」

趣味としている音楽・鉄道を中心に気ままに綴る独断と偏見のブログです。

東海道を行くEF13型 の思い出

2020-07-26 15:00:00 | 国鉄時代(カラー)

デッキ付き旧型電機、今度はEF13型。

前出しのEF10やEF12に比べれば、残された写真は多い。もちろん廃止された年がより後年だったこともあるが、まだ稼働機が多く、比較的よく出掛けていた中央線沿線での貨物運用があったため、鉄チャン初期の段階から出会える機会があった。これは八王子機関区所属のEF13がまだ活躍していたことに他ならない。オレンジの101系や103系に混じって、時折姿を見せる茶色の旧型機EF13は異彩を放っていた。しかし、この当時を思い返してみると、彼等旧型電機は、鉄道ファンにはあまり人気が無く、電機ならEF58や、EF65のブルトレの時代だったように思う。

ここで掲載するのはEF13だが、当時所属していた新鶴見区、八王子区ともに独自の運用は持たず、いずれもEF15と共通運用だった。当然ながら圧倒的勢力を誇っていたEF15に出会う機会の方が多く、撮影コマ数でいったらEF15の方が断然多くなる。機関区に問い合わせをして撮影に行ったことはなく、いつも一期一会のチャンスだから、常に気合が入り、緊張していた若き時代を思い出してしまった。いつ出会えるか判らないから、おのずと構図は単調になり、コレクションとしては詰まらない画像ばかりだ。もう少ししぶとく、何にでも集中して取り組むべきだったと、こんな画像から考えさせられる。東海道貨物線をいくEF13の貨物列車。横浜羽沢貨物駅が出来るずっと前の写真であり、現在では横須賀線として存続している線路だ。Hゴムなしの窓で原型を保ったEF13 6が登場。今ではコンテナばかりで単調だが、貨車もバラエティに富み楽しかった思い出が蘇った。

1976-03-06   1977ㇾ  EF13 6   東海道貨物線:保土ヶ谷-戸塚



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