みちあき神父のふぉと日記

カトリック教会の司祭です。日記のテーマは「がんばらない―Take it easy―」。ここで、ひと息ついてくださいね。

写真展のご案内

2007-11-12 21:15:15 | Everyday is special
以前、ブログに載せたイワナの炉端焼きの写真が、今回、松本市市制施行100周年を記念して開催される山岳写真展『槍・穂高・乗鞍そして美ヶ原』(日本山岳写真協会松本支部と信濃毎日新聞社共催)で「嘉門次小屋賞」という小さな賞を受賞することになりました。松本生まれのぼくにとっては、喜びもひとしお。

写真展開催の都合で、受賞作品の公表は控えておりますが、上の写真がその嘉門次小屋の撮影現場で、受賞したのは、その炉端の端の板にカメラを斜め上に向けて置いて、適当にシャッターを切ったもの。

この写真を見た2番目の兄が写真展のことを教えてくれ、名前まで考えてくれて、とりあえず応募してみたのがその一枚。タイトルは「嘉門次小屋」。そのまんまです。

周りの作品は、本格的な山岳写真がそろっているようで、本格登山をしたこともないし、日帰りでちょこちょこっと撮ったような自分の写真が受賞することになり、恐縮しているところです。

友人からは、“イワナ”でタイが釣れたね、と言われています。たしかにその通り。でも、炭火のまわりでじっくりと焼きあがったイワナは骨までやわらかく、味も格別でした。もちろん、炉端で飲んだビールもうまかったなあ。

というわけでして、写真展は11月13日から18日まで松本市美術館にて。入場無料です。

お近くの方は、どうぞ見に行ってやってくださいね。(以下が案内状。クリックすると、少し大きく見られます。)




下の写真は、同じ日に上高地で撮ったもの。人懐っこいカモが近寄ってきてくれました。




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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
おめでとうございます! (たぢお)
2007-11-12 22:37:36
お元気ですか?

この度は受賞おめでとうございます!この写真からもパチパチと炭の焼ける音やにおい、木の温もりなどとても多くの事が伝わってきます。さぞかしお魚もおいしかったんでしょうねぇ・・・。このカモの写真も、愛嬌のある姿と幻想的でさえある波紋の表情。すごい!いつか写真の撮り方も教えてくださいー。

また楽しみにしてまーす!



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おめでとうございます! (オリーブ)
2007-11-12 22:45:56
神父様、すごいですね!快挙快挙!
とてもいい写真ですね。ランプの灯と囲炉裏のオレンジが素敵!手前の絨毯も焼いている方の地下足袋も生活感があって自然です。

9月にちょうどこの小屋を訪れました。長年、山が好きな方の憩いの場になっていたのでしょうね。
上高地は20年前に訪れた時よりも整備されて歩きやすく観光地化されていたのですが、この小屋は時間がストップしていたことが嬉しかった印象です。そのよさがとてもよく表れていて。。おめでとうございました!

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パチパチパチ(拍手)! (れもんけーき)
2007-11-12 23:01:10
みちあき神父様、今晩は。

受賞おめでとうございます!
松本市で写真展が開催されるのですね~
私は東京に住んで仕事もしているので、実際に拝見出来る機会が無いのが本当に残念です。

暖かな山小屋、上高地の澄んだ水と空気、カモちゃんの愛らしい姿・・・
これからも素敵なお写真、たくさん見せて下さいね♪

楽しみにしています。

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おめでとうございます!!! (SEKIYAMA)
2007-11-13 10:42:31
おめでとうございます!!!
良かったですね(^^)~
残念ながら松本はちよつと遠いので写真展には行けませんが、なんだか自分が受賞したかのように嬉しいです。あの写真、初めて見たときからほんと『美味しそうだなあ』って思ってたんですよねえ...

気合を入れた仕事(作品)はなかなか上手く進まず(評価されず)、何の気なしにした仕事(つくった作品)が評価されて大きく取り上げられるって、時々ありますからね。人生って面白いです。
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おめでとうございます (キン)
2007-11-13 22:28:52
受賞おめでとうございます。

受賞されたのはあの炉端の炎の写真ですね。
ほんと感動しました!

みちあき神父の自然を写し撮るそのテクニック、というよりきっと心なのだと思いますが、都会での暮らしの慌しさを一瞬忘れさせてくれる、これらの写真にホッとした安らぎを頂戴しています。
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みなさんへ (みちあき)
2007-11-15 09:18:25
お祝いのメッセージをどうもありがとうございます!

たぢおさんへ、
ドイツからのメッセージ、どうもありがとうございます。このイワナの串焼きは、生から約20分もかけて焼くので、カシラも骨も全部やわらかくいただけます。炭火の煙と香りもただよって、とっても美味しかったです。いつかいっしょに写真を撮りましょう。

オリーブさんへ、
9月に同じところに行かれたのですね。ぼくは、この小屋は2回目ですが、今回奥に炉端があるのを初めて知り、さいわい空いていたのでいちばんよい席に一人陣取りました。この小屋は、宿泊もできるそうなので、一度泊まってみたいと思います。

れもんけーきさんへ、
東京でお仕事をされているとのこと、お疲れさまです。ぼくは、おかげさまでいろいろなところに行かせていただき、感謝です。そのときどきに出会った人々や自然、風景(神さまの創造のすばらしさ)のことを、これからもみなさんにお伝えしていきたいと思っています。

SEKIYAMAさんへ、
自分のことのように喜んでくださって、どうもありがとうございます。ここの小屋、ビールは大瓶もあるのですが、一本頼むと銘柄はどこのにしますかと尋ねられます。各種そろってましたよ。
ぼくも、よく準備して自分でもよくできたと思った説教があまり反響がなく、ちっとも準備できずにダメだったなと思うような説教にかぎって、神父さん、きょうの説教とても心に響きました、と反響があったり、ちょっと複雑な気分です。

キンさんへ、
お褒めの言葉を、どうもありがとうございます。写真を撮るときは、いつも自分を忘れてしまうので、こころの健康にとてもよいです。自分が気持ちよく感じたときの写真は、自分で見てても安らぎます。よい出会いを撮らせていただいたなあ、という気分で、撮影後はありがとうの気持ちでいっぱいになることがあります。それがいいのかな。

受賞作品は、またあらためて紹介しますね。
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