みちあき神父のふぉと日記

カトリック教会の司祭です。日記のテーマは「がんばらない―Take it easy―」。ここで、ひと息ついてくださいね。

東京カトリック神学院

2008-08-13 09:00:00 | Everyday is special
このところ、茨城県では曇りがちの日が続き、暑さも少ししのぎやすくなっていますが、皆さんのところではいかがでしょう。

先週、練馬区の関町にある東京カトリック神学院に行き、そこで働くモデラトールの中村吾郎神父さん(横浜教区)を訪ねて来ました。

ぼくは東京の神学院には哲学科生として1989年から2年間在籍し、そこから教区の神学生仲間と上智大学に通っていました。
その後、ぼくはアメリカのカリフォルニアに修道会の修練に行き、初誓願を日本で立ててから、神学の勉強のために4年間フィリピンに派遣されたので、1991年以降、東京の神学院には行ったことがありませんでした。
しかし、たった2年間といえども、とてもよい思い出ばかりで、今回中村神父さんが長野の篠ノ井教会から転任していたことも知っていて、しかも、神学院はちょうど夏休みを迎えていたので、訪問してきました。

現在の神学院の建物は2000年に新築されたもので、鉄筋コンクリート2階建てのしっかりとした建物ですが、木もふんだんに使われ、とてもよい雰囲気を醸し出しています。

写真は、その聖堂で、たしか八角形だったと思いますが、和風で、とてもよい雰囲気でした。

泊めさせていただいた部屋も、とても落ち着いたよい部屋で、これならもっと泊まりに来てもいいなと思いました。

中村神父さんは、ぼくと同じ年頃ですが、ぼくが神学院に入った頃はすでに助祭になられていて、いわば大先輩。それでも、同じ時期に同じ屋根の下で同じ釜の飯を食った仲間ですから、会えばいろいろな昔話に花が咲きます。ほかの同級生たちの近況もいろいろと教えていただきました。

東京の神学院は来年から福岡のサンスルピス大神学院とひとつになり、日本カトリック神学院として新たなスタートを切ります。
哲学生と助祭(神学4年生)は東京に、神学1年から3年生は福岡に振り分けられるとのこと。

これからともに働く未来の司祭たちが、神の恵みの中で豊かに育っていきますようにと祈ります。

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