みちあき神父のふぉと日記

カトリック教会の司祭です。日記のテーマは「がんばらない―Take it easy―」。ここで、ひと息ついてくださいね。

シスター・リーズのお話

2006-11-13 14:22:15 | Everyday is special
きのうは、オタワ愛徳修道女会の横浜の修道院から、シスター・リーズに来ていただいて、病者との関わり方についての講話をいただきました。

シスターは、35年前にカナダから来日し、長年仙台のスペルマン病院で働かれ、ホスピスでも活躍された看護師です。
現在は、カリタス学園の短大でキリスト教と人間学を教えておられるとのこと。

同じ修道院の3名のシスター方もいっしょに来てくださいました。

さて、シスター・リーズの実体験にもとづくお話は、たいへんこころにしみるものばかりで、自分のこころもいやされる思いがしました。

「聴くことの大切さ」をお話されながら、じつは自分自身にさまざまな問いが発せられていること、そして、そういう自分自身に聴くことのうちに、力が生まれてくる、と話してくださいました。

シスターの澄み切った真っ直ぐな目で語られることばは、大きな信頼とやさしさに満ちたものでした。

皆さんも、とても感激していらっしゃいました。

そして、参加された皆さんとの分かち合いも、こころに響きあうものがありました。

シスター、どうもありがとうございました。

写真は、昨日ある信者さんをお見舞いに行ったあと通った小貝川の土手から見えた富士山。
けっこう大きく見えて、感激しました。